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【Interview】スペシャル対談:義家 弘介さん × 坂井 直樹さん①


【スペシャル対談】
生徒と先生がお互いにつつしんで敬える関係をつくってゆく①

衆議院議員 元文部科学大臣政務官 義家 弘介 さん(写真 左)
学校法人恭敬学園北海道芸術高校 理事長 坂井 直樹 さん(同 右)

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開校から10年目を迎える北海道芸術高校は、節目の年に大きな転換期を迎えています。2015年度から学校法人恭敬(きょうけい)学園に設置者変更を行い、同時に本校を北海道仁木町に移転します。

「表情もまた学力である」という教育理念のもとに芸術系教育に力を入れてきた同校は今では千名以上の生徒を抱える高校に成長しています。
その北海道芸術高校で生徒と直接関わってきたのが“ヤンキー先生”こと、衆議院議員でもある義家弘介さんです。ユニークな先生の多い同校のなかでも、そのユニークさはピカイチでしょう。

義家弘介さんと、学校法人恭敬(きょうけい)学園理事長の坂井直樹さんに出会いから北海道芸術高校が目指す教育など存分に話し合ってもらいました。(文中・敬称略)

本物と出会える学校づくりに共鳴

―まず坂井理事長にお聞きします。北海道芸術高校の現状はどうなっているのでしょうか。また、義家先生との出会いについても教えてください。

坂井 北海道芸術高校は、2006年、北海道清水町に本校を置き構造改革特区法による株式会社立学校としてスタートしました。マンガ、声優、ファッション、美容師、ミュージック、ダンス、美術など高校から本格的に芸術教育を提供できるようにいたしました。ゼロからの出発だったのですが、大変ありがたいことに多くのご支持を頂くことができ、開校10年目を迎える15年4月には在籍生徒数が1,200名を超えるまでになりました。

義家先生とのご縁は、開校一年目に特別授業をしていただきたくて直接お願いをさせてもらったことからです。講演などで全国を回られている多忙な中で、当校は多くの学校の中の一つに過ぎないとは思いましたが、思い切ってお願いをさせてもらいました。

義家 北海道芸術高校は開校当初から本物と出会い、表現を大切にしていく学校をつくっていきたいということでした。昨今の教育は知識偏重で、知識に対しての解答を得ることはできますが、人を動かす表現というものに大きな課題があると私は思っていました。

北海道芸術高校は、マンガを学びたいならマンガのプロが目の前にいる。音楽なら、誰もが知っているようなミュージシャンが先生としてそこに存在している。これは、極めて優秀なマネージメントであって、一般の学校で同じことをしようとしても無理でしょう。それは職員の一致結束と、坂井理事長のマネージメント能力と人脈によるものです。

15年度から北海道芸術高校の設置者が学校法人になりますが、北海道芸術高校が学校法人に追いついたのではなく、むしろ学校法人という制度が北海道芸術高校に追いついたということになるのだと思います。