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いじめによる不登校


うちの子は、以前クラスメイトからいじめを受けていました。
いじめはなくなりましたが、「勉強する意味がわからなくなった」と不登校になってしまいました。
今は部屋で過ごす毎日です。
母親が我が子にできることはなんでしょうか。
森薫のAnswer

きっとお子さんは長い期間、とても辛かったのだろうと思います。

いじめに合うと、子どもは「大好きなお母さんにだけは知られたくない」と我慢します。

さらに、いじめにあっているときお母さんがなにか悩みを抱えていれば敏感に察し「自分まで、お母さんに心配をかけるわけにはいかない」と考えます。そういうふうに頑張ってきたお子さんの気持ちをまずは癒してあげて欲しいと思います。

言葉で言えなければお手紙を書いてあげてください。

「大変だったね。本当に辛かったね」と伝えるだけで、お子さんの心のなかはほっとした気持ちが広がります。

きっと今、お子さんは無理をした反動で、「もう生きていても仕方がない、何をやっても上手くいかない」と自尊心がとても傷ついてしまっています。

ある程度の時間をかけて、まずお子さん自身が「楽しい」と思うことから始めさせてください。

それは絵や描いたり、音楽を聴いたりなど、その子が「幸せを感じる」ことです。

そしてお母さんは「○○は自分で変わろうとする力を持っていて、すごいね」と毎日元気づけてくれればと思います。

不登校は神様が出した休養ですから、ぜひ、お子さんの得意分野を見つける機会ととらえてください。

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<解答者>
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森 薫 (もりかおる)
1950年佐賀県に生まれる。中央大学を卒業した後、2007年まで東京都内の中学校で、心障学級・通級情緒障害児学級などを受け持ち、熱心な生徒指導で保護者からも信頼を集める。通信制高校副校長を経て、2012年、一般社団法人家族支援メンタルサポート協会を設立、理事長に就任。学びリンク総合研究所所長。
専門分野は、家族カウンセリング・非行問題・子育て支援・発達障害・不登校問題等多岐にわたり、子どもの不登校から見えてくる家族支援に力を入れている。
主な著書

「子どもと夫を育てる「楽妻楽母」力」(学びリンク)「未来に輝け!スペシャルタレントの子どもたち」(学びリンク)「子どもを温かく包み込む思春期応援メッセージ」(学事出版)
「十四歳-ヒミコ-」(大学図書出版)
「親と子どもがともにそだつ共育力」(学事出版)
「家族支援のためのカウンセリング革命」(大学図書出版)