Top > 不登校解決型Q&A > 教師や親はリストカットをする中学生にどう接すれば良いのか。

教師や親はリストカットをする中学生にどう接すれば良いのか。


うちの娘はよくリストカットをします。「やめてほしい」といっても聞いてくれません。
リストカットをする中学生にどう接すればいいでしょうか?
森薫のAnswer

リストカットはイコール「死にたい」ということではありません。

「この辛さをわかって欲しい」というその子からのメッセージなのです。

まずは、リストカットをしてしまう子どもの気持ちを聞いてあげてください。

「何がそんなに辛いの?」「どういう悲しみが溜まっているの?」と。

そして、“どんなときにやってしまうのか”を聞いてみてください。

“学校”でか、それとも“家”なのか、“どんな状態が積み重なるとリストカットをしてしまうのか?”、

本人もなぜリストカットをしてしまうのか、よくわかっていないことがあります。

周囲の大人が、一つずつ聞いてみることで、自分の状態が認知しやすくなります。

 

そして“どのくらいの頻度でやっているのか”を聞きます。

1週間に1度でしたら、せめて10日に1度くらいに抑えるように努力してみる、と伝えてください。

それが、できたら今度は2週間にしてみるなど、徐々に宿題を与えて期間を伸ばしてみてください。

その子の、「リストカッティングをせざるを得ないほど悲しみが深い」という部分に共感することが大事です。

 

<そのほかの記事>

<解答者>
森薫を開設している「カウンセリングルーム」の案内はこちら
森 薫 (もりかおる)
1950年佐賀県に生まれる。中央大学を卒業した後、2007年まで東京都内の中学校で、心障学級・通級情緒障害児学級などを受け持ち、熱心な生徒指導で保護者からも信頼を集める。通信制高校副校長を経て、2012年、一般社団法人家族支援メンタルサポート協会を設立、理事長に就任。学びリンク総合研究所所長。
専門分野は、家族カウンセリング・非行問題・子育て支援・発達障害・不登校問題等多岐にわたり、子どもの不登校から見えてくる家族支援に力を入れている。
主な著書

「子どもと夫を育てる「楽妻楽母」力」(学びリンク)「未来に輝け!スペシャルタレントの子どもたち」(学びリンク)「子どもを温かく包み込む思春期応援メッセージ」(学事出版)
「十四歳-ヒミコ-」(大学図書出版)
「親と子どもがともにそだつ共育力」(学事出版)
「家族支援のためのカウンセリング革命」(大学図書出版)