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ネットやゲームに依存的になっている場合の対処方法


ネットやゲームに依存的になっている場合の対処方法

森薫のAnswer

現代の子どもたちにとって、少しでも「生きていて良かったな」と快楽を感じるのは、残念ながらゲームの世界しかありません。

ゲームは目で見、手で触り、口で喋る、耳で聞きなど、同時並行として4つも5つも感覚に刺激を受けます。人間は五感に一度に刺激を受けるときに幸せを感じられます。

そのため家にこもり、誰にも会わなくても、ゲームをしている限り、「自分は生きているんだ」という実感が持てるのです。

だからご家族は「子どもはゲームをすることによって、今は命をつないでいる」とゲームをすることを最低限度、認めてあげてください。

ただゲームへの依存が長引き、何か月もゲームだけをしていると足腰が萎えて、いざ何かを始めようと思っても、動き出せなくなってしまいます。

そのために最低限、人のいない夜だけでも公園を歩く、家の階段の昇り降りをして、足腰だけは鍛えるように伝えてください。

また、ときどきお母さんが「夕方は忙しいから、料理だけ作ってくれない? 洗濯物だけ取り込んでくれない?」と声をかけてみるといいですよ。

そして、やってくれたら「ありがとう」と伝え、その子に家族としての役割を作り出してください。

<引きこもってしまっている際、外に出るきっかけづくりとは?>

<解答者>
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森 薫 (もりかおる)
1950年佐賀県に生まれる。中央大学を卒業した後、2007年まで東京都内の中学校で、心障学級・通級情緒障害児学級などを受け持ち、熱心な生徒指導で保護者からも信頼を集める。通信制高校副校長を経て、2012年、一般社団法人家族支援メンタルサポート協会を設立、理事長に就任。学びリンク総合研究所所長。
専門分野は、家族カウンセリング・非行問題・子育て支援・発達障害・不登校問題等多岐にわたり、子どもの不登校から見えてくる家族支援に力を入れている。
主な著書

「子どもと夫を育てる「楽妻楽母」力」(学びリンク)「未来に輝け!スペシャルタレントの子どもたち」(学びリンク)「子どもを温かく包み込む思春期応援メッセージ」(学事出版)
「十四歳-ヒミコ-」(大学図書出版)
「親と子どもがともにそだつ共育力」(学事出版)
「家族支援のためのカウンセリング革命」(大学図書出版)