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メンタル的に落ち込んだ時に効く、通信制高校・サポート校のしくみとは


メンタル的に落ち込んだ時に効く、通信制高校・サポート校のしくみとは

 

森薫のAnswer

通信制高校・サポート校では、スタッフ全員がメンタルサポートのスキルアップを目指した研修を受けたり、スタッフ全員がカウンセラーの有資格者ということが少なくありません。そのため、スクールカウンセラーが一人で対応するというシステムではなく、いつでもどこでも気軽にスタッフのカウンセリングを受けることができるシステムが整っています。
また、長い間、メンタル面で苦戦する生徒たちと向き合ってきたことによって、豊富な臨床データが蓄積されています。そのために一人ひとりのニーズに合ったメンタルサポートを展開できるのです。さらに、ある通信制高校では、気になる生徒たちのメッセージをスルーしないために「“気”と“機”を逃すな!」という意識を共有化しています。“気”になったら、それを生徒からのメンタルメッセージと受け止めて、スルーせずに、その機会を逃さずに、アプローチを開始するという取り組みです。
このようなシステムによって、メンタル的に落ち込んだ生徒たちに素早い支援ができるとともにその回復を早めることができるのです。生徒だけでなく家族に対するカウンセリングを積極的に行っている学校も多く、生徒のメンタル面での回復に大きな役割を果たしています。

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<解答者>
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森 薫 (もりかおる)
1950年佐賀県に生まれる。中央大学を卒業した後、2007年まで東京都内の中学校で、心障学級・通級情緒障害児学級などを受け持ち、熱心な生徒指導で保護者からも信頼を集める。通信制高校副校長を経て、2012年、一般社団法人家族支援メンタルサポート協会を設立、理事長に就任。学びリンク総合研究所所長。
専門分野は、家族カウンセリング・非行問題・子育て支援・発達障害・不登校問題等多岐にわたり、子どもの不登校から見えてくる家族支援に力を入れている。
主な著書

「子どもと夫を育てる「楽妻楽母」力」(学びリンク)「未来に輝け!スペシャルタレントの子どもたち」(学びリンク)「子どもを温かく包み込む思春期応援メッセージ」(学事出版)
「十四歳-ヒミコ-」(大学図書出版)
「親と子どもがともにそだつ共育力」(学事出版)
「家族支援のためのカウンセリング革命」(大学図書出版)