硬軟両面の高校の横顔
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| MSTやリアルタイムのネット授業で、効果的な教室運営ができる(勇志国際高校) |
勇志国際高校は、熊本県天草市に本校を置くが、母体は元々千葉県を本拠地とする学習塾だ。サポート校の経験を経て2005年4月に構造改革特区制度を活用した国内三番目の通信制高校として開校した。
勇志国際高校の創設理念は、誇りある日本人を育成するというもので、「親孝行する青少年たれ」などの教育方針をもつ。“いまどき”の高校生に通じさせるには堅いかなと思わせる教育方針を持つ一方で、「イルカと出逢える高校」というソフトな横顔も持つ。勇志国際高校は、イルカを飼育している日本で唯一の高校でもあるのだ。生徒は、本校での集中スクーリングを毎年1回行うが、このスクーリングで生徒はイルカと触れ合う体験ができる。イルカの話題は、マスコミにも次々に取り上げられている。
Web授業の学校・塾・生徒への相乗効果
熊本・天草諸島の豊かな自然に囲まれたのどかな高校という一方、勇志国際高校にはIT技術を活かした最先端の高校という一面もある。
勇志国際高校の授業には、MST(Multimedia Smart Teacher)というシステムによるWeb授業が取り入れられている。これは、登校する必要のあるスクーリングを6割から最大8割まで代替できることになっている。また、通信制高校に必要なレポート作成もWeb授業の中に織り込まれている。MSTが高校の先生の役割を果たしてくれる。勇志国際高校と提携している学習センターではMSTが積極的に活用されている。
MSTによるWeb授業は、個別指導の要素を取り入れた構成になっている。先生の顔を見ながら説明を受け、先生が生徒のノートに要点などを書き込んでいく、そんな触れあいを感じさせる仕組みになっている。MSTで生徒が利用できる学習コンテンツは、各教科のものが用意されており、生徒はいつでも利用することができる。また、中学生レベルからのものも制作されている。中学生レベルまでさかのぼってもう一度わからないところから学習を始めたいという要望は高く、この点にも対応ができる。実際に中学生レベルのコンテンツは、同校への要望があって熊本県内の公立中学7校でも活用されている。
MSTを勇志国際高校が開発した背景には、実はサポート校時代の学校運営面での苦労がある。サポート校は、学習塾でいえばアイドルタイムとなっている昼間の時間帯の施設活用という面がある。しかし、実際には朝から夜まで、学習から生活や進路の相談など生徒の指導を行うのが実態だ。人的なフォローの幅、負担の大きさは予想外に大きいのだ。それを改善するのがMSTというWeb授業となる。Web授業なら、1教室に10人の生徒がいて、それぞれの生徒が自分の履修している異なる10科目を学習し、レポートの作成をすることもできる。
●学校プロフィール
勇志国際高校
〒866−0334 熊本県天草市御所浦町牧島1065−3 フリーダイヤル 0120-5931-35
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