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■通信制高校からの進路

《過去の通信制高校卒業生の進路》(公立・私立通信制高校)

卒業年度 卒業者数 大学等進学者 専門学校
(専門課程)
専修学校
(一般課程)
公共職業能力
開発施設
就職者

左記以外の者

死亡・不詳
2005年度 41,842 5,634 7,554 743 171 7,136 18,517 2,447
100.0 % 13.5 % 18.1 % 1.8 % 0.4 % 17.1 % 44.3 % 5.8 %
2006年度 41,509 6,350 7,603 878 179 6,827 17,916 1,756
100.0% 15.3% 18.3% 2.1% 0.4% 16.4% 43.2% 4.2%
2007年度 42,960

7,343

7,655 887 200 7,443 17,252 2,177
100.0 % 17.1% 17.8% 2.1% 0.5% 17.3% 40.2 % 5.1 %
2008年度 43,248 8,038 8,256 930 265 6,453 18,418 888
100.0% 18.6% 19.1% 2.2% 0.6% 14.9% 42.6% 2.1%
2009年度 45,454 8,400 9,367 811 231 5,971 19,135 1,539
100.0% 18.5% 20.6% 1.8% 0.5% 13.1% 42.1% 3.4%

※下段は卒業生全体に対する構成比
※データ出所:「学校基本調査」(文部科学省調べ)

大学への進学は「推薦入試」が増加

 通信制高校からの卒業後の進路をみると、大学・短大への進学者が18.5%を占め、専門学校への進学者が20.6%と合わせて、進学者が39.1%を占めています。上にある「過去の通信制高校卒業生の進路」は、公立と私立合計の卒業生を集計したものですが、公立や私立によっても、学校によってもこの割合は異なります。
  私立高校の中には、大学への進学指導に力を入れているところや、大学からの指定校推薦枠を確保しているところもあります。

  2009年度の通信制高校卒業生(2010年3月卒業)の大学等進学者8,400人の内訳をみると、77.3%(6,491人)が4年制大学、17.4%が短大(1,461人)、4.4%が大学・短大の通信教育(371人)となっています。

  通信制高校から大学へ進学する人の最近の傾向としては、2つの点が顕著です。
  1つは、短大希望者の数が減って4年制大学への進学希望者が増えているということ。大学・短大の方も短大を廃止して4年制大学に移行する大学が増えています。
  もう1つは、推薦入試による進学を目指す人が増えているということです。生徒の側では「早く入学先を決めて安心したい」という気持ちがあります。また、受け入れ側の大学も、学生確保のためにできるだけ早く入学者を決めたいという意向が強く、両者のニーズが一致しているのです。

◎各校別の進路指導方針と卒業生の実績

専門学校は相変わらずの人気

 短大志望者の減少傾向の一方で、専門学校への進学は高い比率が続いています。専門学校への進学者は専門課程(高校卒業者対象)20.6%と一般課程(入学資格を問わない)1.8%で、合わせて22.4%です。大学への進学者に比べても高くなっています。

  専門学校への進学は「技術・資格などが身に付く」という理由によるものですが、専門学校で2年制以上(総授業時数1,700時間以上)の学科を置いているところでは、4年制大学の3年次への編入学も可能となっています。

就職環境

 通信制高校に限らず、高校卒業生の就職は、依然として厳しい環境にあります。通信制高校だけでみると、2009年度、通信制高校卒業生の進路に占める「就職者」の割合は13.1%となっています。
  卒業生の就職先として多いのは、業種でみると「製造業」(2009年度就職者内の構成比19.8%)、「宿泊業・飲食サービス業」(同13.7%)、「卸売・小売業」(同9.9%)、「生活関連サービス業、娯楽業」(同7.0%)です。

  また、仕事内容でみると、「サービス職業」(同30.4%)、「生産工程・労務作業」(同26.9%)、「販売」(同11.4%)などが多く、特に近年はサービス職業や販売が増えています。就職者の約3割は、その就職先を「職業安定所または学校を通じて」紹介され、就職しています。

  採用する企業の側では、以前は「きちんとしている」という点を採用基準としていましたが、ここ数年は、「想像力」「創造力」「やる気」「熱意」などがみられるようです。目標をしっかり持っていること、自分の言葉で志望動機をしっかり語れること、ぜひその会社で仕事をしたいという熱意があることなど、意欲の高い人が求められています。

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