
■著者:住田 功一
(NHKアナウンサー)
■発行:学びリンク
■定価:本体1,000円+税
■ISBN978-4-902776-57-7
■体裁:A5判 120ページ
■2011年4月発売
●東日本大震災の被害に謹んでお見舞い申し上げます
読者の皆様からの反響
読者カードを通じて、本書にお寄せいただいた反響の一部を紹介します。 →詳しくはこちらを
東日本大震災の被災地支援に携わることがきっかけで、危機管理・防災対策の重要性を感じました。
私は、埼玉県ですが、都市部においては、もっと、阪神淡路大震災を知って、そこから学ばなくてはいけないことが多くあることを感じました。
東日本大震災後の今、改めて阪神大震災について、語り継いでいっていただきたいと思います。
読者カードを通じて、本書にお寄せいただいた反響の一部を紹介します。 →詳しくはこちらを
東日本大震災の被災地支援に携わることがきっかけで、危機管理・防災対策の重要性を感じました。
私は、埼玉県ですが、都市部においては、もっと、阪神淡路大震災を知って、そこから学ばなくてはいけないことが多くあることを感じました。
東日本大震災後の今、改めて阪神大震災について、語り継いでいっていただきたいと思います。
男性 38歳
学校の副教材、さまざまな参考図書として読まれ続ける
阪神淡路大震災ノート
語り継ぎたい。命の尊さ
学校の副教材利用などの実績
新版として復刊
阪神淡路大震災ノート
語り継ぎたい。命の尊さ
学校の副教材利用などの実績
新版として復刊
《復刊までの経緯》
1995年1月17日の阪神淡路大震災の日に、ふるさと神戸に居合わせた筆者が、NHKの取材者(アナウンサー)として、一市民として、目撃したことや感じたことを率直につづり、人の命の尊さを訴え、いざとなったときにどう行動したらいいのかを考える……。
それが『阪神大震災ノート 語り継ぎたい。命の尊さ 生かそうあの日の教訓を』(1999年発行・旧版)でした。発売後、小学校・中学校・高校などの総合学習、国語、社会などの授業に取り入れられたり、防災教育や総合学習などの資料、神戸への修学旅行や校外学習のテキスト、会社の研修や、地域のグループ・消防署・大学生の講演会に利用されたりと、いろいろ場面で活用されていました。しかし、2009年に版元の倒産により絶版となり、入手が困難となっていました。
本書から生まれた新たな取り組み
中高生、大学生の「調べ学習」を加え、新版として復刊
そんななか、阪神淡路大震災から15年になるのを前に、この本に掲載されている写真をもとに中学生、高校生、大学生による「調べ学習」を進められることになりました。この本にはさまざまな新聞やメディア、遺族などからの提供写真が47点掲載されています。この写真を元に写真を撮影したカメラマンに聞いて現場を突き止め、地図を片手に地元の人々に震災当時の様子を聞き、そして写っている人を人づてにたずねながら歩きました。
「震災の“あの日”に何があったのか」を知ることこそが、これからの防災のすべての原点ではないか……。 参加したのは、京都、兵庫、静岡、神奈川の中高、大学6校1団体の約60人。通信制高校のつくば開成高校京都校の生徒も積極的に参加しました。実質的な活動は2009年3月に開始。多くの取材は2010年末まで行われました。新版となる本書は、この調べ学習の成果なども含めて昨年度より制作が進められてきました。
●調べ学習関連サイト
僕たちの阪神大震災ノート《公式サイト》 震災写真[調べ学習]プロジェクト
語り継ぎたい。命の尊さ《読者のページ》
●住田功一(すみだ こういち):著者プロフィール
1960年1月14日神戸市生まれ。幼稚園から大学まで神戸で過ごす。1983年神戸大学経営学部卒。同年NHKにアナウンサーとして入局。熊本局,鳥取局勤務を経て,92年から東京・放送センター勤務。「モーニングワイド」「おはよう日本」リポーター。94年4月から「おはよう日本」ニュースリーダー。95年4月から黒田あゆみアナ,杉浦圭子アナと「生活ほっとモーニング」キャスター。2000年春からは高井真理子アナ,中條誠子アナと「おはよう日本」を担当。03年春から大阪放送局勤務。内藤裕子アナと「かんさいニュース1番」を担当。95年1月17日は,神戸市灘区の実家に帰省中,阪神大震災に遭う。
『語り継ぎたい。命の尊さ −新版−』 << 目次 >>
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―旧版・今までの利用例―
■ 「震災とメディア」の公開授業で(神戸大発達科学部附属住吉小)
■ 父母と児童の防災講演会に(日本女子大附属豊明小学校)
■ 学習旅行でトークセッション(岩手・大東町立大東中学校)
■ 災害におけるライフスキル学習で(新潟・新津市立新津第五中学)
■ 神戸への校外学習の事前資料に(奈良・奈良市立伏見中学校)
■ 神戸への修学旅行のまとめ資料に(東京・稲城市立稲城第六中学)
■ 文化祭の構成詩・劇の素材として(熊本・熊本市立桜木中学校)
■ 読者と著者のトークセッション(神奈川県内ほか)
■ 新入生歓迎イベントで(神戸女学院大学、神戸大学)
■ 県の防災講座で高校生と著者のパネル討論会(静岡県東部県行政センター)
■ 火災予防協会の事業者自主防災講演会で(横浜市火災予防協会)
■ 主婦サークル防災講演会で(神奈川県小田原市ほか)
■『防災まちづくり講座』の企画立案の基本資料に(大阪府豊中市)
―旧版・読者の声からー
一人の死に、何人もの悲しみがある
京都府 高校2年生 男子
僕は、阪神淡路大震災のとき4歳だったので、あまり覚えていませんが、朝起きたら大変だったのを覚えています。テレビをつけたら、建物が壊れていたり、道も壊れていたのは、今でも心に残っています。
阪神淡路大震災の死者が多かったのは覚えていましたが、この、友人、お母さん、お父さんの手記を読んで、一人の死に、まわりの何人もの人の悲しみがあるのがよくわかりました。
井口さんの悔しさと悲しみは、忘れることはできないでしょう。
今、生きているのがあたりまえのように思っていた僕ですが、絶たれた命がいっぱいあった、阪神淡路大震災やその後に起きた震災を忘れずに生きていくことが、大切なことだと思いたい。
現在はきれいな街になった神戸ですが、そこには悲しみを乗り越えてがんばって生きている人たちがいることを忘れないでいたいです。
(2007年5月 総合学習「考えよう。命の尊さ」レポートより抜粋)
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1995年1月17日の阪神淡路大震災の日に、ふるさと神戸に居合わせた筆者が、NHKの取材者(アナウンサー)として、一市民として、目撃したことや感じたことを率直につづり、人の命の尊さを訴え、いざとなったときにどう行動したらいいのかを考える……。
それが『阪神大震災ノート 語り継ぎたい。命の尊さ 生かそうあの日の教訓を』(1999年発行・旧版)でした。発売後、小学校・中学校・高校などの総合学習、国語、社会などの授業に取り入れられたり、防災教育や総合学習などの資料、神戸への修学旅行や校外学習のテキスト、会社の研修や、地域のグループ・消防署・大学生の講演会に利用されたりと、いろいろ場面で活用されていました。しかし、2009年に版元の倒産により絶版となり、入手が困難となっていました。
本書から生まれた新たな取り組み
中高生、大学生の「調べ学習」を加え、新版として復刊
そんななか、阪神淡路大震災から15年になるのを前に、この本に掲載されている写真をもとに中学生、高校生、大学生による「調べ学習」を進められることになりました。この本にはさまざまな新聞やメディア、遺族などからの提供写真が47点掲載されています。この写真を元に写真を撮影したカメラマンに聞いて現場を突き止め、地図を片手に地元の人々に震災当時の様子を聞き、そして写っている人を人づてにたずねながら歩きました。
「震災の“あの日”に何があったのか」を知ることこそが、これからの防災のすべての原点ではないか……。 参加したのは、京都、兵庫、静岡、神奈川の中高、大学6校1団体の約60人。通信制高校のつくば開成高校京都校の生徒も積極的に参加しました。実質的な活動は2009年3月に開始。多くの取材は2010年末まで行われました。新版となる本書は、この調べ学習の成果なども含めて昨年度より制作が進められてきました。
●調べ学習関連サイト
僕たちの阪神大震災ノート《公式サイト》 震災写真[調べ学習]プロジェクト
語り継ぎたい。命の尊さ《読者のページ》
●住田功一(すみだ こういち):著者プロフィール
1960年1月14日神戸市生まれ。幼稚園から大学まで神戸で過ごす。1983年神戸大学経営学部卒。同年NHKにアナウンサーとして入局。熊本局,鳥取局勤務を経て,92年から東京・放送センター勤務。「モーニングワイド」「おはよう日本」リポーター。94年4月から「おはよう日本」ニュースリーダー。95年4月から黒田あゆみアナ,杉浦圭子アナと「生活ほっとモーニング」キャスター。2000年春からは高井真理子アナ,中條誠子アナと「おはよう日本」を担当。03年春から大阪放送局勤務。内藤裕子アナと「かんさいニュース1番」を担当。95年1月17日は,神戸市灘区の実家に帰省中,阪神大震災に遭う。
『語り継ぎたい。命の尊さ −新版−』 << 目次 >>
| はじめに ―新版刊行にあたって― | ||
| 1 突然の激震 | ||
| 死を覚悟した瞬間 | ||
| なすがままに揺られた | ||
| 暗闇の恐怖 | ||
| 寸断された情報 | ||
| 2 日常から非日常への切り替え | ||
| サイレンの音は聞こえなかった | ||
| 立ちのぼる黒煙静かな町 | ||
| 阪神高速の倒壊現場で | ||
| 3 亡くなった人たちを記憶にとどめる | ||
| 「死の現場」を忘れてはいけない | ||
| 災害現場を記録する | ||
| 焼け落ちた西尾荘神戸大学の追悼手記から | ||
| 4 助かった命失われた命 | ||
| 一瞬で分かれた生と死 | ||
| 「誰か来てーっ」叫ぶ女性 | ||
| 震災関連死 | ||
| 震災を生き延びた人の命を守る | ||
| 多かった孤独死 | ||
| 5 命を救うネットワークづくり | ||
| 若い人も「災害弱者」に | ||
| 地域の絆が助ける力に | ||
| できることからする | ||
| より大きな情報のネットワークを | ||
| 6 語り継ぐこと | ||
| 父の見たきのこ雲 | ||
| 東と西で起きた異常事態 | ||
| 地域の温度差東京,神戸,大阪 | ||
| どうしたら人の痛みを分かちあえるか | ||
| 7 危機管理意識をもっておこう | ||
| 現状認識までの時間 | ||
| 異常を察知する,そして行動に移す | ||
| 五感で感じてみよう | ||
| 声を出して正しい判断をする | ||
| 安全を確認しながら行動に移る | ||
| まわりを安心させる情報を | ||
| 「フェイル・セーフ」と「フール・プルーフ」 | ||
| 大切な「シミュレーション」 | ||
| 8 心の傷を乗り越えて | ||
| 3年たった神戸の町 | ||
| 街を失った悲しみ | ||
| 心の傷をいやすために | ||
| 私にとっての1月17日 | ||
| 9 震災のあと社会はどう変わったか | ||
| 通信の飛躍的な発達 | ||
| 自助,公助,共助の大切さ ー生活の再建をめぐってー | ||
| 情報の公開次の災害への備え | ||
| ボランティアの動き | ||
| トリアージ | ||
| 震災障がい者 | ||
| 「防災力」を身につけよう | ||
| 10 修学旅行・校外学習で震災を学ぼう | ||
| 東遊園地 | ||
| 国道2号の被災橋脚 | ||
| 神戸港震災メモリアルパーク | ||
| 人と防災未来センター | ||
| 北淡震災記念公園 | ||
| 阪神高速道路 震災資料保管庫 | ||
| 仁川百合野町地すべり資料館 | ||
| 野田北部 たかとり震災資料室 | ||
| 神戸大学附属図書館 震災文庫 | ||
| 各地の震災モニュメント | ||
| 『阪神大震災を調べる!! 』ホームページ | ||
| モデルコース(1時間コース) | ||
| 全国の主な防災資料館・センター | ||
| 修学旅行・校外学習のプランのたて方 | ||
| 島根県浜山中学校のとりくみ | ||
| 岩手県大東中学校のとりくみ | ||
| 11 調べたことを社会に発信しよう | ||
| 神奈川県立西湘高校のとりくみ | ||
| 震災写真[調べ学習]プロジェクトのとりくみ | ||
| エピローグ | ||
| あなたの触れた「震災を」伝えてほしい | ||
| あとがき | ||
| 新版のためのあとがき | ||
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―旧版・今までの利用例―
■ 「震災とメディア」の公開授業で(神戸大発達科学部附属住吉小)
■ 父母と児童の防災講演会に(日本女子大附属豊明小学校)
■ 学習旅行でトークセッション(岩手・大東町立大東中学校)
■ 災害におけるライフスキル学習で(新潟・新津市立新津第五中学)
■ 神戸への校外学習の事前資料に(奈良・奈良市立伏見中学校)
■ 神戸への修学旅行のまとめ資料に(東京・稲城市立稲城第六中学)
■ 文化祭の構成詩・劇の素材として(熊本・熊本市立桜木中学校)
■ 読者と著者のトークセッション(神奈川県内ほか)
■ 新入生歓迎イベントで(神戸女学院大学、神戸大学)
■ 県の防災講座で高校生と著者のパネル討論会(静岡県東部県行政センター)
■ 火災予防協会の事業者自主防災講演会で(横浜市火災予防協会)
■ 主婦サークル防災講演会で(神奈川県小田原市ほか)
■『防災まちづくり講座』の企画立案の基本資料に(大阪府豊中市)
―旧版・読者の声からー
一人の死に、何人もの悲しみがある
京都府 高校2年生 男子
僕は、阪神淡路大震災のとき4歳だったので、あまり覚えていませんが、朝起きたら大変だったのを覚えています。テレビをつけたら、建物が壊れていたり、道も壊れていたのは、今でも心に残っています。
阪神淡路大震災の死者が多かったのは覚えていましたが、この、友人、お母さん、お父さんの手記を読んで、一人の死に、まわりの何人もの人の悲しみがあるのがよくわかりました。
井口さんの悔しさと悲しみは、忘れることはできないでしょう。
今、生きているのがあたりまえのように思っていた僕ですが、絶たれた命がいっぱいあった、阪神淡路大震災やその後に起きた震災を忘れずに生きていくことが、大切なことだと思いたい。
現在はきれいな街になった神戸ですが、そこには悲しみを乗り越えてがんばって生きている人たちがいることを忘れないでいたいです。
(2007年5月 総合学習「考えよう。命の尊さ」レポートより抜粋)
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