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サンライズ学園(サポート校)が
卒業生・保護者と話せる学園説明会を開催
サポート校のサンライズ学園(榎本稔校長、東京都豊島区)が、10月4日(土)、同学園4F校舎において「卒業生・保護者と話せる学園説明会」を開催しました。はじめに、同校の北澤彰先生から、医療機関を母体とした、精神医療と教育が相互協力している通信制サポート校という点に特徴がある同校の教育内容について説明が行われました。
次に、卒業生3名(平成20年3月卒)、在校生の保護者3名が説明会に訪れた保護者の前に出て語りました。卒業生は、サンライズ学園に入学するまでのいきさつや、入学後の気持ちの変化、卒業後の進路などについて、また、在校生の保護者は、入学するまでのいきさつ、入学後の学園生活やお子さんの様子、保護者同士の関わり合いなどについて話しました。
その後の質疑応答では、来場者の質問に対し、卒業生自身、または在校生の保護者が当事者ならではの具体的な話に、質問が続きました。
<卒業生の話>3名とも今年3月卒業
Aさん(19歳・男性)
「全日制の高校に通っていましたが、人間関係のストレスから不登校になり、親が調べ、この学園に2年生から編入しました。入学してわかったのは、それまで、『しなきゃいけない』と思い込んで苦しくなっていたことが多かったのですが、無理をしなくてもいいということがわかって楽になりました。いまは、役者の卵として、歩み始めたところです」
Bさん(19歳・男性)
「中学2、3年のころから引きこもるようになり、この学園に入学してからも来ることができず、やっと来れるようになったのは高校2年生ぐらいからでした。それまでは学園の先生が家に訪問してくださっていました。出られるようになってからも、朝、先生が家に迎えに来てくれて、ようやく通っていた状態でした。それでも3年のときには週3回出られるようになっていました。それが、いまは…自分でも驚くばかりなのですが、大学の史学科で学んでいるのですが、授業がおもしろくて、片道2時間かかる大学に毎日休まずに通っています。人目が気になって電車に乗るのも難しかったのですが、ふと他の人を見たら、自分を見ているわけじゃないことがわかって、少しずつ慣れていきました」
長く引きこもっていて、学習面での遅れはどうなのか、という質問に対して
「自分でもそこが心配だったんですが、この間のテストの結果を見て、ひとまず安心しています」
Cさん(19歳・女性)
中2のときから人が怖くなり、家から出られなくなりました。生きるということがわからなくなってリストカットを繰り返すようになり、病院で『精神の病気』と診断されました。この学園は、自分で望んで入ったわけではなく、親が勝手に決めたということで最初はひどく反発していましたが、だんだん良さがわかってきて、ここでの活動が生きがいのようになりました。みんなで作り上げた運動会とか、忘れられない思い出ばかりです。いまは福祉の道に進むという夢に向かって、就労支援センターに通いながら、勉強をしています。今、苦しんでいる人には、人が持っている力って大きいということを、伝えたいです」
在校生の保護者の方からは、この学園に入るまでの、さまざまな苦しい体験が語られ、「過去の学校経験から、この学園に入ってからもなかなか疑心暗鬼の気持ちを拭い去ることができませんでした。信じられることがわかってから、とても気持ちが楽になりました」
「母が楽になり安心できると、子どもにも伝わって、家庭の雰囲気も変わりました」
「保護者同士の関わりの深さが、互いの心の支えになります」
といった話が出ました。
このあとの個別相談では、教職員に加え、相談者の希望で卒業生から直接話を聞く場面も見られました。
不登校の生徒のほか、LD、ADHD、広汎性発達障害などについても受け入れている同学園だからこそ、このような会は、お子さんに合う場を見つけるための有用な場となることでしょう。
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