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通信制コンシェルジュ「進路相談日記」54
週5日通学が希望ですが、学費の負担を抑えることはできますか?

 2022年9月1日

 

-こんなご相談を受けました-

▶週5日通学が希望ですが、学費の負担を抑えることはできますか?
①相談者:中学3年生男の子のお母さま
②相談場面:合同相談会(千葉)にてご相談
③進路選び経過:3年生になってクラスメイトとトラブルがあり、6月頃から不登校に。学校の先生からは「内申点のこともあるので通信制高校も合わせて検討した方がいい」と言われ、慌てて探し始めている状況。
④ご本人の状態:今までも何度か友だちとのトラブルがあり、進学先での友だちづくりが不安。部活は楽しく、勉強も苦手ではないので環境が自分に合うところであれば本当は週5日通いたい。

▶相談内容詳細
※以下、ご相談者様を「相」、コンシェルジュを「コ」と表記
相:うちの子は中学3年生に上がってから不登校になってしまって、これまで全く通信制高校への進学を考えてこなかったものだから焦ってしまいます…。

コ:初めてだと通信制高校の仕組みもよく分からなくて戸惑ってしまいますね。

相:そうなんです!通信制高校とサポート校の違いもよく分からないし…。下に2人兄弟がいることもあって学費の負担も抑えたいんですが、そういう場合はサポート校ではなく通信制高校がいいんですよね?

コ:いえ、ややこしいんですが一概にそういうわけでもなくて…。通信制高校でもサポート校でも通学日数に応じて学費が増えたり、オプションでコースを選択すると+αの学費がかかったりするんです。なので、「通信制高校だから」「サポート校だから」ということではなく、各校の特色を比較いただくのがいいかと思います。

相:そうなんですか…!知らなかったです。
学費の面もそうなんですが、息子の場合は学校が嫌いなわけではないし部活も楽しくて、環境の合うところであれば週5日通学したいようなんです。その場合はどんなふうに学校を選んだらいいですか?

コ:週5日全日制のように通学できる学校や、部活動が充実している学校もあるのでそのようなところで検討いただくのがいいかと思います!その中でも学費が比較的安価な学校や、県内に本校がある県認可の学校では補助金が出る場合があるので、そのあたりを中心に検討いただくと学費面の負担も抑えられると思います。

相:なるほど!いくつかお話を聞いて絞り込んでみたいと思います。

▶お答えした学校選びのヒント
学費の面はどのご家庭でも気になるポイントで、下にご兄弟がいらっしゃる場合など特にご心配な部分でもあるかと思います。

学費負担を抑えるには、通学日数を少なくするといった方法もありますが、今回のご相談者様はできれば週5日通学したいということでした。
通信制高校の学費は1単位○○円×修得単位数という単位料が基本になっていますが、この単位料が比較的安価な学校を選んでいただいたり、通学に伴う+αの学費がそもそも安価な学校を選んでいただくと、学費負担を抑えることができます。

また今回のご相談者様は千葉県にお住まいとのことでした。
たとえば千葉県には、県内に本校を持つ高校に通う千葉県在住の方を対象とした授業料減免の制度があります。(世帯年収によって対象にならない場合もあります)
お住まいの地方自治体の補助制度をお使いいただくと、学費の負担を抑えられる場合がありますので、ご活用いただくのもおすすめです。

学費については世帯年収など条件によって様々異なりますので、詳しくは学校へご相談いただくようお話をして、今回は6・7校の学校をピックアップしてお伝えしました。


・・・いかがでしたか? 同じような状況のご相談、最近増えています。
進路選択の際に、参考にしてみてください(^-^)

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