通信制高校に関する用語解説
通信制高校の学校外学修等の単位認定
用語:学校外学修等の単位認定、技能審査、定通併修、別科、海外留学、技能連携、高認
●一石二鳥の「学校外学修等の単位認定」
地域や生徒の実状に合わせて学校が開設しているのが通信制高校の学校設定教科・科目ですが、生徒自身が学校以外のところで学修した成果を単位として認めることもできます。それを通信制高校の「学校外学修等の単位認定」と呼んでいます。
通信制高校は、自由な時間ができるのが特長の1つですから高校卒業のための学習と大学や専門学校などほかの場所での学修や個人で修得した資格を一石二鳥で両立させることができます。
「技能連携校とはどんな学校か」や『高卒同等の資格「高認」のしくみ』で説明している「高校卒業の単位として認められる」などというのは、この学校外学修等の単位認定という制度を活用しています。
技能連携校、高卒認定試験以外にどんな場合があるかというと、海外留学(外国の高校における履修)、大学や専門学校での学修(学校の要件を満たすもの)、技能審査(漢検、数検、英検、簿記、販売士、電気工事士各2級など)、ボランティア活動(学校の要件を満たすもの)、別科での学修、定時制課程との併修などがあります。