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通信制高校に関する用語解説

通信制高校の学費はどうなっているのか

用語:通信制高校の学費、授業料、特別講座費用、就学支援金

 

●登校・通学形態で学費がかわります

 

通信制高校の学費は、登校・通学形態によってかわってきます。

学びリンクが私立通信制高校101コースの入学年度の年間学費を調査した結果では、平均額は次のようになっています。これは、国の就学支援金減額前の学費となります。(2020年度)

 

◎月2回登校・・・入学金27,500円、授業料(25単位履修)225,000円、施設設備費15,000円:合計267,500円

 

◎週1日登校・・・入学金23,000円、授業料(25単位履修)225,000円、施設設備費35,000円:合計283,000円

 

◎週1日登校(補習指導授業がある場合)・・・入学金40,000円、授業料(25単位履修)225,000円、特別講座費用など152,000円、施設設備費57,000円、教育充実費8,000円:合計482,000円

 

◎週2日通学・・・入学金30,000円、授業料(25単位履修)225,000円、特別講座費用など199,000円、施設設備費41,000円、教育充実費30,000円:合計525,000円

 

◎週3日通学・・・入学金40,000円、授業料(25単位履修)225,000円、特別講座費用など265,000円、施設設備費46,000円、教育充実費8,000円:合計584,000円

 

◎週5日通学・・・入学金91,000円、授業料(25単位履修)225,000円、特別講座費用など374,000円、施設設備費122,000円、教育充実20,000円:合計832,000円

 

※学費名目は学校によって異なる場合があります。授業料は全国平均の1単位9,000円で算定しています。実際の1単位授業料は、5,000円から15,000円の間で学校によって異なります。

学びリンク調べ

 

「授業料」という項目がレポートやスクーリングにかかわるもので、これが高校卒業に必要な授業料です。この項目は、生徒の履修単位数によって異なります。

上記学費では、1単位授業料を私立通信制高校平均の9千円として卒業に必要な74単位を3年間で等分に履修した場合の25単位で算定しています。

 

日数が増えた登校・通学形態では、特別講座費用など(補習授業料、コース費用などの名目)の料金が必要になるのが一般的です。

 

高校の授業料は、国からの就学支援金が生徒に支給され減額されます。

2020年4月からは私立高校生に対する国からの就学支援金が拡充され、実質的に授業料無償となる場合があります。

 

私立通信制高校生への就学支援金は、世帯年収約590万円未満の家庭(両親、高校生、中学生の4人家族で両親のどちらかが働いている場合)を対象に1単位あたり12,030円(定額制:年額297,000円)が支給されます。

世帯年収590万以上910万円未満の家庭には1単位4,812円(定額制:年額118,800円)が支給されます。

 

公立通信制高校生へは1単位あたり336円(定額制:年額6,600円)が支給されます。公立通信制高校の授業料は、1単位あたり336円程度となっているため、就学支援金により無償になる場合がほとんどです。

 

【用語解説 私立通信制高校生への授業料減免】

 

《まとめ特集》

東京都の授業料減免がある通信制高校・高等専修学校
 

大阪府の学費補助がある通信制高校・高等専修学校6校