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屋久島おおぞら高等学校

2021年03月20日

屋久島おおぞら高校の新校長に脳科学者・茂木健一郎氏が就任

屋久島おおぞら高等学校の新校長として脳科学者である茂木健一郎氏が就任しました。

 

 

鹿児島県屋久島に校舎を持つ屋久島おおぞら高等学校は、全国に8000人以上の生徒が在籍しています。その生徒たちが年1回のスクーリングで訪れるのは、日本で最初に世界自然遺産に登録された「屋久島」です。

茂木氏と屋久島おおぞら高等学校は、2013年から深い関わりを持ってきました。2013年4月に屋久島でのスクーリング時に特別授業を開催。以降は「奇跡のリンゴ」の著者木村秋則氏との特別授業や2016・17年にも生徒たちに授業を実施しています。

さらに、2015年には、開校10周年を記念した「おおぞら校歌プロジェクト」にも参加し、校歌の作詞監修を手掛けました。

茂木氏が屋久島おおぞら高等学校の生徒と関わっていく中で、発信してきたメッセージは「つながる場所、つなげる場所。なりたい大人になるために。」という学校の教育理念に共通する部分がありました。

 

今回の校長就任について茂木氏は、「現在、高校の学びの在り方は非常に多様化しています。屋久島おおぞら高等学校は、その中でも時代のニーズを先取りしてきたパイオニア的存在です。生徒一人ひとりの能力を伸ばし、希望する進路を叶えるためにお手伝いしたいと思っています。」と思いを語りました。

定期的に茂木氏自身が授業を行ったり、生徒の相談を受ける機会を設けるといった活動を行っていくことも考えているそうです。

 

そんな茂木新校長が特に力を入れていくのは、生徒の個性を伸ばすことです。

「屋久島おおぞら高等学校を必要としている生徒がいると確信しています。自分の能力に気づき、個性を伸ばす学びの機会を与えたれる学校です」と、脳科学者として様々な教育現場を見てきた経験から感じたといいます。

社会が多様化に向かっていく中で、今後は従来の学力だけではなく、生徒それぞれの個性を際立たせることが重要です。自然には多様性が当たり前のこととして存在しています。世界遺産の屋久島で自然とふれあい、多様性を感じられる経験は、生徒たちにとって一生忘れられない思い出となるはずです。個性を伸ばすユニークな学びを提供できる場が屋久島おおぞら高等学校にはあります。

 

屋久島おおぞら高等学校は、広域通信制高校として全国に広がる大きなコミュニティの力を活かし、茂木氏の就任を機に周りから飛びぬけた個性を持つ生徒を育てられる学校を目指していきます。これから新たに茂木校長の下で始まる活動に注目してください。

 

【プロフィール】

茂木 健一郎(もぎ・けんいちろう)

 

1962年東京生まれ。脳科学者。東京大学理学部・法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て、現在はソニーコンピューターサイエンス研究所シニアリサーチャーや東京工業大学大学院客員助教授などとして活動。脳科学や認知科学を専門とし、「クオリア(感覚の持つ質感)」をキーワードとして脳と心の関係を研究している。『脳と仮想』(新潮社文庫)で第四回小林秀雄賞を受賞するなど多数の著書を出版している。