鹿島学園高等学校

2022年03月24日

未来への不安や期待を胸に迎えた卒業式（茨城県・通信制高校）

3月24日（木）、鹿島学園高校通信制課程（茨城県鹿嶋市）が令和3年度卒業証書授与式を渋谷さくらホール（東京都渋谷区）にて挙行。今年度は、代表生徒が卒業証書を受け取る形となりました。

 

 

        

 

石塚孝男学校長は式辞にて「生きていくことは、誰かに借りをつくること。生きていくことはその借りを返すこと」という言葉を紹介し、「卒業という人生の節目にあたり皆さんをいつも支えてくれた人、お世話になった方々に素直に感謝の気持ちを伝えて欲しい」とメッセージを送りました。また「4月から新しい生活が始まる。少しの不安もあると思いますが、自分自身に自信と誇りを持ち、一歩一歩確実に自分の道を進んで下さい」と締めくくりました。

 

 

また石川伸二郎副理事長からは「どのような時代に生きようとも、将来の夢や目標を持って全力でチャレンジしていって欲しい。なぜなら、人生は自分の考え方や行動でどうにでもなるからだ」述べ、「失敗しちゃってもいいじゃないですか。本気の失敗は、次の成長の糧になる。未来は自分で創るもの」と卒業生にエールを送りました。

 

 

そして答辞では代表生徒が「私の心の中には、数えきれないほどの思い出が昨日の事のようによみがえってきます」と語り、「その中で一番の思い出はトレッキングに参加したこと。山登りになれていないメンバーもいる中で、皆で声を掛け合いながら全員で山頂に立った時の達成感は今でも忘れられません」と学校生活を振り返りました。また「卒業生は、今後別々の道に進み不安もありますが、鹿島学園高校で学んだことはこれから生きる力になると私たちは確信しています」と力強く未来への期待を述べました。