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湘南一ツ星高等学院

2023年01月27日

湘南国際マラソンを完走！　生徒一人の挑戦が60人越えの挑戦に

昨年12月4日（日）に開催された「第17回湘南国際マラソン」に、湘南一ツ星高等学院（神奈川県藤沢市）の生徒らが参加しました。生徒8名、保護者7名、職員等学院関係者7名と総勢22名がファンラン10kmの部に、中川学院長はフルマラソンの部で42.195kmに挑戦しました。

同大会に参加したきっかけは、一人の生徒の「湘南国際マラソンに挑戦してみたい」という声から。これまで控えめだった生徒が「この大会に参加することで、今まで見えなかった未来が見えるかもしれない」と熱い思いを語り、担任と学院長の心を動かしました。そして、生徒一人の熱い思いは同学院の生徒・職員だけでなく、保護者や卒業生、その他関係者にまで広がり、大会開催半年前に『一ツ星湘南国際マラソンプロジェクト』が始動。60人以上の仲間が集まり、ランナーチーム、メディアチーム、サポーターチームなど、それぞれの得意を生かしたチームが構成されました。

ランナーチームはそれぞれ、同学院が提携しているフィットネスジムや自宅でトレーニングに励み、大会3か月前からは合同トレーニングも実施。中川学院長によるランニングフォームチェックや坂道トレーニングが行われ、生徒らは走る姿勢や足の出し方などを改善していきました。

▲キリマンジャロ登頂の経験を持つ中川学院長。現在もトレイルランナーとして山野を駆け巡るアスリートです。

また、メディアチームは、同大会に挑戦する生徒たちを記録したドキュメンタリー制作を目標に、トレーニングに密着。生徒が走っている姿を撮るために、カメラを持って一緒に走る日もありました。構成をゼロから考え、「マラソンにかける想い」を取材・撮影し、完成まで生徒自らの手で作り上げていきます。

▲生徒の特技や趣味を活かした取り組みの成果を形に残したいという生徒が集まった「一ツ星メディアチーム」。同学院YouTubeに学校紹介動画を投稿しています。

サポーターチームは、湘南国際マラソン事務局のサポーターボランティアに登録し、ボランティアリーダーとして挑戦。事前の研修会に参加し、大会運営を支える役割を担いました。また、生徒から募集したイラスト案をもとに「オリジナルTシャツ」を制作。大会当日に向けて、お揃いのＴシャツを着ながら、それぞれのチームで役割を遂行し、団結力を高めていきました。

そして、いよいよ大会当日。天候に恵まれ、暖かい日差しを浴びながら、エントリーした全員が無事にスタートラインに立ちました。緊張や不安がありながらも、それぞれマラソンにかけた想いを胸に、ファンラン10kmの部にエントリーした生徒8名全員が無事に完走。「高校生女子の部」では、1年生の生徒が6位入賞を果たしました。