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新着情報

明聖高等学校

2018年12月18日

初めての「芸術祭」(東京都中野区)

 

明聖高校(千葉県千葉市)の中野キャンパスは12月11日(火)、第1回目となる「芸術祭」を東京都中野区で開催しました。来場した来賓や保護者、教育関係者などに対し、生徒たちが制作した映像作品やミュージカル、合唱などが披露されました。

 

明聖高校が2000年に開校して以来、初めてとなる芸術祭。会場は落語会やお笑いライブなどでも使用される「なかの芸能小劇場」で、生徒たちは本物の舞台で緊張しながらも、伸び伸びとパフォーマンスを披露しました。

 

第1部では生徒たちが制作した映像作品2作品が上映されました。1本目の作品はロールプレイングゲーム仕立ての冒険ストーリー「MEISEI QUEST」。人気ゲーム「ドラゴンクエスト」を模した作品で、生徒たちが勇者となってボスを倒しに戦いへ出るストーリー。映像はすべてパワーポイントで制作されたとのことで、細かい描写まで凝ったスライドが際立っていました。

 

2本目に上映されたのは、人気アニメ「名探偵コナン」のパロディとして撮影された実写ドラマ「明探偵コナン」。コナンが通う明聖高校中野キャンパスで密室殺人事件が起こり、容疑者として挙がった複数の生徒たちから真犯人を探し出すミステリー。エンドロールでは撮影時の模様も流れ、楽しそうに和気あいあいと撮影に臨む生徒たちの様子が映し出されました。

 

 

 

第2部では、ミュージカルと生徒全員による全体合唱が披露されました。上演されたミュージカル「Seize the day ~新たな自分へ~」は、9月に明聖高校へ転校してきた女子生徒が、ダンスを通して在校生たちと親交を深めていくストーリー。ダンスではリズム感ある軽快で楽しい踊りが披露され、中盤からは花澤悟史キャンパス長も加わるなどして会場が一番の盛り上がりを見せました。主人公と徐々に打ち解けていく登場人物たちの姿は、普段の中野キャンパスの生徒たちそのままの姿を見ているよう。実際に温かく転校生を迎え入れる生徒たちをイメージができるミュージカルとなりました。最後の全体合唱では、アメリカのヒット映画「天使にラブソングを」より「I Will Follow Him」が歌われました。

 

 

 

閉会セレモニーでは、花澤悟史キャンパス長が登壇。「舞台に上がるのは、生徒たちにとっては一番苦手な分野だったと思います。しかし、舞台上も裏方も、細かい作業も、いろんな人の力で出来上がったと思います」と講評を述べました。

 

 

 

そして、花澤キャンパス長より、この日、特に活躍した生徒に贈られるグラミー賞と特別賞が発表されました。グラミー賞には、全体の司会を務め、映像作品やミュージカルでも活躍した2名の男子生徒、女子生徒が選ばれ、立派なトロフィーも授与されました。特別賞には合唱でピアノ伴奏を行った男子生徒、指揮を担当した男子生徒、ミュージカルで不良役を演じた男子生徒4名に贈られました。不良役を演じた男子生徒は、当初はミュージカルに参加する意志はなかったそうですが、感想を聞かれると「やって良かった」「ダンス最高!」などと喜びのコメントを述べました。

 

 

 

この日のために、撮影や制作、練習を重ねてきた生徒たち。およそ2週間の準備とは思えない完成度の高さで、来場した観客を大いに盛り上げました。