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新着情報

N高等学校・S高等学校

2023年09月28日

細田守氏など特別講師に迎えた「メタバース学園ドラマ制作プロジェクト」の上映会が開催

9月21日(木)、学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校(本校:沖縄県うるま市)S高等学校(本校:茨城県つくば市)がMeta日本法人Facebook Japanと連携して行った「メタバース学園ドラマ制作プロジェクト~未来の学校生活をVR空間で描く~」の作品上映会が富士ソフトアキバプラザ アキバシアター(東京・秋葉原)で行われました。

 

 

同プロジェクトは、2022年9月からFacebook Japanと角川ドワンゴ学園が連携して展開している次世代XRクリエイター向け教育プログラム「Immersive Learning Academy」の一環として2023年6月からスタート。日本を代表するアニメーション映画監督の細田守氏、作家・演出家・俳優の山田由梨氏、バーチャル建築家の番匠カンナ氏ら特別講師からストーリー構成や脚本、VR技術などのスキルを学んできました。

 

  

 

当日は、制作会社に見立てた4つのグループごとに制作した、未来の学園生活を描いた5分間のショートドラマが上映されました。

 

会の初めには、Facebook Japan代表取締役の味澤将宏氏と学校法人角川ドワンゴ学園理事長の山中伸一氏からメタバースやVRの可能性、N/S高での活用方法などを述べました。

 

 

 

最初に上映したのは、「Virtual Vision」が制作した『ひらけゴマ!』。メタバース空間上に学園を制作し、魔法使いにあこがれる主人公が不思議な校長と一緒に空間上を冒険し、夢を叶えるワクワクがある作品です。

 

 

 

2番目には、「Diversity」の『human?』が上映。近未来の学園で代わりに学校生活を過ごしてくれる「代理AI」が流行する中、友情とは何か、技術のもたらすものは何かを考えさせられるSFサスペンスドラマです。

 

 

 

3番目に上映したのは、「RINK2STUDIO」の『ラナンキュラス』。メタバース上で理想通りの自分(アバター)で過ごす登場人物が、SNSを見て本当の自分に対して苦しむ、思春期特有の心の揺れや成長を描いた物語です。

 

 

 

最後は、「VFmovieエンターテイメント」の『おじさんと春』。36歳のおじさんが学生姿(アバター)で少年姿の亡き親友と再会し、メタバース上で一時の青春を過ごすノスタルジックなストーリーとなっています。

 

 

 

VFmovieエンターテイメントで脚本を担当したひなせさんは「グループの全員のアイデアを組み合わせてできたのが『おじさんと春』です。N/S高で感じた自由さや、1年生の時に活動に参加していればよかったという後悔から、“今を楽しまないと損”という思いを脚本担当として込めました」と、制作への思いを述べました。その上で、「制作中にもっとコミュニケーションをとっていればよかったなと。会話を重ねて仲良くなれて楽しかったので、コミュニケーションの大切さをすごく実感しました」と、プロジェクトを通して感じたといいます。

 

また、VRデザインを担当したノピッキーさんは「おじさん役は、実際にN/S高の職員の方に演じてもらいました。アバターが高校生なので、声でおじさん感を出すことが重要だと感じて、スカウトしました」と、制作の裏側を話しました。VR空間のこだわりについては「僕のやりたかった遊園地風に、屋上にアスレチックを作って。実際の山などを参考にして作った空もこだわりです」といい、何度もプロトタイプを作っては没にして出来上がったものだったそうです。

 

 

各グループの上映後には、当日会場にて鑑賞した細田氏と山田氏から感想が伝えられました。

 

 

 

細田氏は「今回のプロジェクトはすごく先駆的なものだと思います。一方で4作品全て高校生として過ごす実感が現れていて、胸を打たれました。果敢にチャレンジしたN/S高のみなさんはパイオニアだと思いますし、これからが楽しみです」と、今回のプロジェクトを振り返りました。

また、山田氏は「VR上でアバターの中の人を想像しながら演技をする。そんな新しいコミュニケーションは、無限の可能性があるし、人間の創造を掻き立てるものだと思います」と、これからのメタバースやVRへの期待を述べました。

 

 

番匠氏からはビデオメッセージが届けられ、「全チーム甲乙つけがたい素晴らしい作品でした。高校生でこれを作りきったことは世界的に見ても最前線にいると思います。誇ってよいことですし、今後も何かを制作するということに向き合ってもらいたいです」と述べました。

 

会の最後には、文科省のPolicy Making for Driving MEXT(ポリメク)メタバース検討チーム代表黒田玄氏が来賓挨拶を行いました。今回のプロジェクトも参考にしながら教育分野でのメタバースの利活用について検討していくと述べました。

 

 

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