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新着情報

N高等学校・S高等学校

2023年11月02日

10月に天王寺キャンパスが開設!新しい学びの場「N中等部」

2019年に開校した、N高等学校やS高等学校を運営する学校法人角川ドワンゴ学園のプログレッシブスクール「N中等部」。現在は、ネットコースに822名、通学コースに584名(10月時点)が在籍しています。今回は、大阪府吹田市にある江坂キャンパスを取材しました。

 

 

中学校に在籍しながら、フリースクールや塾のように利用したり、N/S高への進学を考えて通っていたり、様々な理由で生徒たちはN中等部を活用しています。

 

大きな特徴は、教員が積極的に促す「ものづくり」、「N/S高のコンテンツ利用」、「プロジェクト学習(PBL)」です。なかでも特に力を入れているPBLでは、発表や発信、企画書づくり、マインドフルネス、アンガーマネジメント、自分のやりたいことなど様々なことに取り組みます。N中等部運営部長の倉本氏は「基礎学習と同じくらい時間をかけて力を入れているのがPBLです。生徒たちからは、中学校とは違った学びや生き方を見つけたという話をよく聞きます」と話しました。

 

 

 

学習はN/S高のコンテンツ「N予備校」などを活用しながら、自分のペースで学び直しから大学受験レベルの先取りまで可能です。高校の単位認定に関わる部分以外は、すべてN/S高の生徒と同じ学びができます。

 

N/S高のネット部活やイベントなどにも参加でき、高校を意識して過ごせるため、4分の3がN/S高に進学しています。そのほかの生徒は、N中等部の活動を在籍校で出席認定してもらい、全日制・定時制高校などを受験しているそうです。

 

今回取材した江坂キャンパスには、N中等部専用のフロアがあり、生徒たちは学年に関係なく授業を受けていました。それぞれに取り組むことをチャットアプリSlackで宣言し、映像授業を見ながら授業に取り組み、わからないことがあった時に教員やティーチングアシスタント(TA)に質問。「自分はどうするか」を考えて行動していました。

 

 

 

というのも同学園では、生徒が自ら「発信」や「宣言」することを大切にしています。教員やTAは、生徒が自分で答えを出せるようにすべてを教えるのではなく、困った時に導く形のサポートを主としているといいます。社会で生きていくためにも、自分でしっかりと手を挙げ、声を上げる練習を細かく行っています。授業の最後には日誌を付けて、授業で学んだこと、取り組んでどう感じたか、何を学べたかを振り返り、学習とその成果の確認を一つのサイクルとしています。

 

また、ICTツールやネットで学習やコミュニケーションを行うため、入学後には必ず情報リテラシーの授業を受けてからほかの生徒と同じプログラムを受講するようにしているそうです。

 

 

大阪府には、10月からN/S高の天王寺キャンパスに併設する形で中等部が開設。大阪南部からも通いやすくなりました。江坂キャンパスから天王寺キャンパスに移動する生徒もおり、天王寺キャンパスの盛岡キャンパス長は「それまで自己主張をあまりしなかった子が、新しいキャンパスに移ると『自分が引っ張ってかないと』と新入生をすごく元気に先導してくれることが良くあります。天王寺キャンパスでも、同じように在校生が引っ張ってくれると嬉しいです」と話しました。

 

(取材・文:学びリンク 片山実紀)

 

☆N中等部のHPはこちら☆

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