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2024年02月16日

ZEN大学（仮称・設置認可申請中）のさらなるカリキュラムが発表！pixivとも連携

N高等学校などの運営母体である株式会社ドワンゴと公益財団法人日本財団が共同で設立した一般社団法人日本財団ドワンゴ学園準備会が、2025年4月開学を目指している新しいオンライン大学「ZEN大学（仮称・設置認可申請中）」。2月2日（金）、カリキュラムや課外プログラム、教員などの追加情報が発表されました。

▶昨年6月に行われた発表会の詳細はこちらへ

会場では、ZEN大学学長就任予定の若山正人氏、日本財団常務理事の笹川順平氏、株式会社ドワンゴ顧問の川上量生氏などが登壇。若山氏は「ZEN大学は、サポート体制が非常にしっかりしていることに加えて、学生自身が学び方や学ぶ方向、何を学ぶかを設計していけるところが特徴です」と冒頭のあいさつで述べました。

今回の発表の中心だったのは、“実社会で活躍できるスキル”を身につけられるリアルの「課外プログラム」です。N/S高で培ったドワンゴのノウハウと、日本財団が社会課題解決に向き合う中で作り上げてきた様々な国や地域とのつながりを活かして、日本だけでなく世界に広がるプログラムを準備。笹川氏は「ZEN大生がいろいろな場所で経験をして、自分の生き方を考える機会となるようなプログラムを充実させていきたいと思っています」と述べました。

課外プログラムは、国内の過疎・離島・島しょ地域と連携して行う地域課題の解決や海外の発展途上国、先進国での研修やインターンシップも予定しているといいます。現在、決定しているプログラムは20程度ですが、今後はさらに連携先を増やして開学までに100を目指すそうです。また、課外プログラムでかかる滞在先などの費用は日本財団がサポートするといい、学生は少ない負担で参加可能になる予定です。

その後は、オリジナルカリキュラムの客員講師やゲスト講師が発表。N/S高のＣＭでもおなじみのGACKT氏やひろゆき氏、株式会社STPR代表取締役社長のななもり。氏などが紹介されました。

また、ユーザーがイラスト・マンガ・小説の投稿と閲覧ができるSNS「pixiv」を運営するピクシブ株式会社と連携して、人気のプロクリエイターが講師を務める20科目を開講する予定であることも発表しました。大ヒットマンガ『推しの子』の作者赤坂アカ氏や様々なTVアニメやゲーム、書籍のデザインを担当しているアートディレクターの有馬トモユキ氏など話題のクリエイター11名が客員講師を務める予定です。登壇したピクシブ株式会社の川津奈々氏は「イラスト・アニメ・マンガなど様々なスキルをゼロから学ぶことができるほか、プロクリエイターのテクニックを惜しみなく伝えることができるpixivならではの授業を展開したいと思っています」と述べました。

学修や大学生活のサポートについても詳細が述べられました。履修計画や学習計画をサポートするクラス・コーチ、学修面をサポートするアカデミック・アドバイザー、面談やキャリアについてサポートするキャリア・アドバイザーを設置。これに加え、多くの大学と同様にティーチングアシスタント（TA）が学生をサポートすることで、N/S高と同じく高い卒業率を目指すといいます。