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ワオ高等学校
2024年04月18日
地域留学で住民との交流通じ、リアルな学びも(岡山県・通信制高校)
ワオ高校(本校・岡山県岡山市※全国から入学可能) はオンラインでの学び、リアルでの学びを融合し、今年度も生徒も教職員も学びを深めていきます。
ワオ高校では、連携協定を結んでいる「さとのば大学」が春休みとゴールデンウィークに実施している体験企画「さとのばLearning Journey」に、生徒や教職員が積極的に参加しています。
日本各地を「キャンパス」として“地域留学”し、その地に住む人々や参加者との交流を通じて、新たな知見を得たり、社会課題を発見したりすることを目指しています。
ワオ高では、こうしたプログラムに参加することで、大学入試の総合型選抜や海外大学進学での強みとなる「社会経験値」を積むことを目指しています。
また生徒だけでなく、教職員も積極的に参加し、生徒と共に学び合い自己研鑽を図っています。
2024年度スタートを控えた春休みは、石川県加賀市と宮城県女川町でのプログラムに教職員と生徒がそれぞれ参加しました。
教職員が参加した石川県加賀市のプログラムテーマは「『自治』のまちで、探究と表現する旅」です。
参加者は、山間の地域、温泉街、海沿いの街という特徴が大きく異なるエリアをめぐりながら、現代舞踊家から「表現」の力を学び、各地で「探究」に取り組む人々との出会いを果たしました。
超限界集落・大土町では、たった一人の住民として景観保全に挑む人に話を聞き、片山津温泉では温泉の歴史を紹介するカルタ制作の取り組みや温泉地を守るために目を背けていけない問題などに触れました。
また、能登半島地震の被災者を受け入れている山代温泉で、被災者への炊き出しにも参加するなど、社会的に意義のある活動にも取り組みました。
今回の体験企画では今後、ゴールデンウィークに京都府などに生徒が出向く予定となっています。
参加した生徒たちは、自分自身が得た学びの成果をまとめ、6月ごろに他の生徒たちに向けてフィードバックをし、知見を共有していきます。