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専門学校の選び方と押さえておきたいポイントその①
偏差値軸ではない、自分軸で探す学校選び

 2018年7月3日

 


通信制高校を進学先として選んだ場合、卒業後の進路はどうなっているのか、どのようにして進路選択をすれば良いのかと不安に感じている方もいるかもしれません。

このシリーズでは、【専門学校】について、学校選びのポイントやこれだけは押さえておきたい専門学校の特徴などを10回に分けてお伝えします。

実は、通信制高校と専門学校の進路選択は、とても似ていて押さえておきたいポイントも通じるものがあります。逆も同じで、全日制高校と大学の選び方も近いものがあります。

|偏差値軸・縦軸で考える全日制高校と大学の受験の仕方

関東圏の私立大学ならば偏差値の高い順に『早慶上理』、『GMARCH』、『日東駒専』などと呼ばれているグループの存在は聞いたことがあるかもしれません。同じく、全日制高校も『御三家』『大学附属』などと呼ばれるくくりがあります。

いわゆる難易度、偏差値といった数値化されたデータをもとに学校群が縦軸に序列しています。

志望校の絞り方、受験の仕方としては、自分の成績・偏差値と複数の対象校を比較し、挑戦校・志望校・安全校など縦軸に並べて考えていきます。

自分の学力や内申をどこまで上げることが出来るかがポイントで、その結果次第でより上位の学校を目指していく受験対策が取られます。

|自分軸・横軸で考える通信制高校と専門学校の学校選び

一方、通信制高校と専門学校の学校選びは、成績や偏差値を基準に考えるものではありません。

自分は何が好きなのか、何に興味があるのか、何が得意なのか、興味関心のあるジャンルから探したり、得意なことが活かせるコースから選んだりすることがポイントです。どちらかというと対象校・学科が横軸に並んでいるイメージの進路選択と言えるでしょう。

通信制高校に通う生徒や専門学校で学ぶ学生に共通していることは、良い意味での自分へのこだわりが強いということです。このこだわりこそが、社会に出た時に自分を一段も二段も押し上げる原動力となります。横軸から導き出された自分軸があるからこそできるキャリアステップです。

|未来像から考える専門学校進学

高校生の時になりたいものややりたいことが見つからず、『とりあえず』の心持ちで大学へ進学することはあると思います。幅広く教養を身に付けながら、4年間の学生生活でそれらを探すこともあるでしょう。

しかし、専門学校の進学はそうはいきません。専門学校は、その道のプロになるために必要な資格取得と技術修得を目的とした学びの場で、業界が求める人材を育成するためのスペシャリスト養成機関なのです。

専門学校に進学した理由が『何となく』とあいまいであったために、専門性が高くボリュームのあるカリキュラムについていけなくなり、進路変更を余儀なくされることもあります。卒業後の就職も見据えた進路選択が必要です。それらのことを踏まえた上で『なりたい!やりたい!』の自分軸が明確な人にとっては、専門学校への進学は飛躍的に向上するチャンスになります。 日常生活の中で見つけた些細な興味関心が、より大きな道へと繋がる第一歩となることも少なくありません。

あなたの『なりたい!』『やりたい!』は何ですか?

次回は、『そのなりたい、やりたいは専門学校で学べるの?』ー専門学校が対応している業界・業種・職種の区分ーについて解説いたします。