【学びリンク公式SNS】
フォロー/登録よろしくお願いします!

X(旧Twitter)  Instagram  Facebook  YouTube  LINE 

「行っただけ」で終わらせない 独自のサポート体制

赤井:留学の準備には大きくわけて2つあると考えています。1つは現地の学校の入学手続きや出発手配など事務的 なこと。もう1つは心のケア・サポートで、弊社ではこちらを重要視しています。たいていの人は書類を見ながら準備して出発していきますが、不登校の子たちは急に不安になったりするんですよね。「何かあったら連絡して」と伝えていても、自分から発信することが難しいから悩んでいる。だから、準備期間から留学中までこちらから働きかけてあげるようにしています。

準備期間ではまず、曜日を決めて毎週スカイプや会社に来てもらって面談をします。留学についてでなくてもいいので、何でもいいから話をします。顔を見て世間話をするのを繰り返していくと、あるとき不安なことをこぼしたりすることもあり、これを出発するまで続けます。また出発の1か月前には国内でホームステイを体験してもらいます。他人の家に滞在する感覚や食事のあとにお皿を下げるのを教えたりしておくと現地で戸惑うことがなくなるからです。ほかには、昼夜逆転している子が多いので、生活リズムの改善をしていきます。起床時間を決めて起きたら挨拶と1日のスケジュールを報告してもらう。夜も同じく就寝時間になったら連絡をしてもらう、というのを繰り返していくと習慣になっていく。個人差があることなので、週に何日実施するか、何時に起きるかは、その子や保護者と話しながら個別カリキュラムを作成して、正しい生活リズムを取り戻してもらいます。


酒井:留学してもらうことが目的ですが、帰ってきたときに何も変わっていないならあまり意味はないと思っています。留学前に、生活リズムを取り戻せたとか自分のなかで 無理なく「できた感」を少しずつ積み重ねていくことで、留学が自分を変えるきっかけになるのだと考えています。ですので、他社に比べると準備期間は長めにとっており、少なくとも3か月は必要だと思っています。

赤井:留学中は、現地の日本人スタッフがサポートに当たります。子どもたちが空港に到着すると現地スタッフが迎え、ホームステイ先まで送り届けます。初日は学校までバスの乗り方などを教えながら一緒に学校まで向かい、放課 後はサポートオフィスまで連れていきます。そこでオフィスまでの行き方、国や地域ならではのルールなどオリエンテーションが行われ、ようやく1人での留学生活がスタートします。(国や地域により一部サポート内容は異なる。)

酒井:現地のサポートスタッフと会ったり、実際に住んでいる人からのオリエンテーションを初日に取り入れるだけで感じる不安の大きさはだいぶ違うのだろう、と考えて作った独自のサービスです。

現地のサポートスタッフは私たちの「不登校やひきこもり、障がいを持った子をフォローしたい」という思いに賛同してくださっています。ただ、受け入れ先の学校や滞在先が、我々の考えに理解を示してくれるのはほんの一握りです。そのため、国としてはアメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドと主要英語圏の5か国 から選べますが、例えばカナダであればバンクーバーと、都市を限定しています。弊社では安心して子どもたちを送り出せることを第一優先としていますので、ほかの都市をご希望される方にはそのことを説明しています。



▶【海外留学相談コーナーのある相談会はコチラ】