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「そんなの、りゅうちぇるじゃない!」

でも、この高校でだから受け入れられたけど、社会に出たらまた元に戻っちゃうんじゃないかって中学校までの不安が段々よみがえってきました。そんなとき偶然Twitterで、原宿で思う存分に自分自身を表現している人たちを見つけたんです。「日本にこんなに自分を表現しても、いい街があるんだ」と感動して、「絶対に行く」と決めました。最後まで親に反対されても「僕、絶対東京で変わりたいの!」と言って、本当に高校を卒業してすぐに上京したんです。

原宿では、本当に大好きなぺこりんにも出逢えて思う存分に自分を出していました。けど周りから「ぺこの彼氏って変じゃない?」「女の子っぽくない?」と言われて、とっさにファッションを男らしくしたり声もわざと低くしたりして、また自分を偽ってしまった時期があったんです。そうしたらぺこりんに、「私が好きになったのはそんなりゅうちぇるじゃない。自分を思う存分に表現してキラキラ女の子みたいにカワイイりゅうちぇるが好きだったんだよ」と言われて…。「ぺこりんのためなんて思っていたけど、結局それも自分のためだったってことに気づいて、それからはどんなときも思い切って自分を表現できるようになったんです。



キラキラはいつも自分の中に

よくファンの子から「夢が見つからない」って相談されます。そのときは「自信を持つことが近道だよ」って伝えています。僕、中学生のときであってもいつも夢があって、あきらめたことも一度もないんです。大人になると忘れがちだけど、現実的に考えて無理だと思ったり、親に反対されて結局あきらめちゃう人って多いと思うんです。僕も親に理解されずにいたけど、でも高校生の頃から「このスタイルを続けていたらこれがいつか文化になる」って信じていました。だから上京するときも、言葉で言うのは簡単だから「東京に行くお金は自分でバイトして貯めてあります。もう行くしかないです」って態度で示したんです。反発があっても「自分はこう生きます」という意思を態度でしっかり示すことが大事だと思います。今では家族みんなが僕を応援してくれています。だからあきらめないこと、そのためには自分を知ること、そして自信を持つこと。いつだって自分で行動した分だけ自信につながると思います。