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TIM・ゴルゴ松本さん スペシャルインタビュー

目標が見つかった時点でその人はスタートラインに立ってる!
もう走ってるよ!

 お笑い芸人 TIM・ゴルゴ松本さん

「前向きな言葉で人は変わる。言葉には言霊、魂がこもっているんです。それを伝えたい」そう話してくれたのは、「命」の漢字ギャグでおなじみ、お笑い芸人 TIMのゴルゴ松本さん。
日本語が持つ言霊の力を後輩芸人たちに伝えるうちに、いつしか少年院の子どもたちに、学ぶことや、生きることの大切さを伝える『命の授業』をボランティアで行うように。その授業はテレビやネットで大きな話題を集め、全国で講演会が開かれるほどです。
そんなゴルゴ松本さんに、高認試験を志す人たちに向けて応援メッセージをいただきました。「自分にはできないかも」と気持ちが後ろ向きになったとき、背中を力強く押してくれる言葉が詰まっています。あなたの情熱にさらに火をつける、特別授業始まります!

学びたい! と思ったそのときがその人のタイミング

ー漢字ネタを続けられているゴルゴさんですが、小さいころはどんな子どもでしたか?

僕は小学校の低学年まで勉強は全く好きじゃなくて先生から怒られてばっかりでした。でも担任の先生が変わって、毎日の宿題を提出してたらその先生がすごく褒めてくれたんですよ。たしか漢字の書きとりだったと思うんだけど、認められるとうれしくってね、どんどん漢字が好きになったんです。

それから好きな漢字や格言をノートに書き留めるようになりました。「へぇーこの漢字ってこんな意味があるのか!」と自然と勉強する楽しさに気づいていったんです。何かに夢中になるタイミングって人それぞれですが、僕はこのときがそうでした。

僕が少年院でお話をさせてもらうときに感じるのですが、彼らも当時の僕のように、勉強の楽しさにまだ気づいていない人が多いのかもしれません。でも、何か目標や好きなことが見つかったら自然とのめり込んでいくもの。これはどんな人でもそうだと思います。


一歩ずつ未来を引き寄せて行けばいい

ーゴルゴさんがボランティアをされている少年院では、高認を受ける人もいます。そんな子どもたちや高認を受けるすべての人たちにメッセージをお願いします。

少年院で過ごす子どもたちは、やりたいことの前に、自分の境遇や環境を嘆く子が多いと感じます。

でも僕は「お前らの生い立ちがどうだって関係ないんだよ!」と話します。僕が言っていることはちょっと強引かもしれないですけど、どんな境遇の人も、自分が学びたい、何かになりたいって志したとき、もう未来はできあがっていると思うんです。だって僕らは幸せになるために生まれてきたんだもん。一歩ずつ行動しながら未来を引き寄せて行けばいいんです。そのときに自分がネガティブだったら、明るい未来を引き寄せられるはずがないじゃないですか。例えば、その未来が高卒認定を取った先にあるのなら、それは取ったほうがいいと思うんです。

これは少年院の子どもたちだけじゃなくて、いろんな人にも当てはまることだと思っています。生い立ちや状況は関係ないんです。今の時代なら、相談すれば力になってくれる人たちが絶対いるはずですから。この本でもいろんな学校が紹介されているように、まずは情報を集めて動いてみるんです。