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新着情報

2021年09月02日

夏のスポーツの祭典  第31回全国高等専修学校体育大会(山梨県・高等専修学校)

 高等専修学校の生徒がスポーツを通して競い合う「第31回 全国高等専修学校体育大会」が8月25日(水)~8月26日(木)の2日間、富士北麓公園(山梨県富士吉田市)と富士河口湖町民体育館(山梨県富士河口湖町)で開催されました。

 

   

 

 今年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、一時は開催が危ぶまれることもありましたが、運営に携わる先生方が各方面で調整をし、会場でも厳重に感染防止対策を講じた上で無事開催の運びとなりました。出場校は昨年から5校増え、茨城県、東京都、神奈川県、愛知県、大阪府、兵庫県から12校が出場。昨年度7種目に限定された競技も今年は、バレーボール、バスケットボール、フットサルが復活し、硬式野球、卓球、陸上競技、自転車競技、バドミントン、スポーツウエルネス吹矢、駅伝競走を含む10種目が行われました。また、昨年に引き続き無観客試合での開催となりましたが、各競技で熱い戦いが繰り広げられました。

 

  

 

 大会では密集を避けるため、初日の開会式では代表選手のみが整列し、時間を短縮しての開催となりました。開会挨拶を述べた全国高等専修学校協会の清水信一会長は「感染対策をしっかり行った上で、熱中症にも注意し、競技ではベストを尽くして良い思い出だけを持ち帰ってください」とエールを送りました。また、文部科学省専修学校教育振興室の岡貴子室長の祝辞が代読され「ともに汗を流し、励まして仲間を敬い、これまで応援してくれたご家族、指導してくれた先生方への感謝を忘れずに、自分の成果を発揮されることを期待いたします」と選手たちを激励しました。さらに、赤池誠章参議院議員の祝辞も代読され「コロナ禍のなかで大会開催にあたり、関係者のご尽力に敬意を表します。選手のみなさんは、感染症対策に十分注意をして、日ごろの練習の成果を十分に発揮して相手を敬い、先生方や保護者に感謝し、怪我無く安全な大会を心掛けていただければと思います」と述べられました。

 

    

開会を宣言した堀居英治理事長  大会会長挨拶を行う清水信一会長(全国高等専修学校協会)
(NPO高等専修教育支援協会)

 

 開会式の最後には、安全面を考慮しながら生徒の晴れ舞台である選手宣誓が行われ、満所神騎さん(細谷高等専修学校)と冨塚綺蘭さん(国際共立学園高等専修学校)が高らかに宣誓をし、体育大会がスタートしました。

 

 

 

 

 全国高等専修学校体育大会は、1991年にスタートし、今年で31回目。この大会は高等専修学校で学ぶ生徒たちが大きな舞台で日々の練習の成果を発揮できる貴重な場です。バレーボールに出場した町田調理師専門学校の生徒は「昨年は学校全体で出場を見合わせました。今年も出場できないのではないかと不安もありましたが、1年ぶりに、3年生最後の年に出場できたので、優勝で終わりたいです」と大会に対する思いを話しました。また、スポーツウエルネス吹矢に出場した芸術工芸高等専修学校の生徒は「学校として初めての出場になります。スポーツウエルネス吹矢も初めてやりましたが、優勝を目指して頑張ります」と大会への意気込みを語りました。仲間と共に練習を重ねて臨んだ大会は、忘れられない特別な思い出となったことでしょう。

 

 

9月18日千葉・柏通信制高校・サポート校合同相談会

9月20日東京・新宿通信制高校・サポート校合同相談会9月26日京都市通信制高校・サポート校合同相談会

10月2日兵庫県神戸市三宮通信制高校・サポート校合同相談会

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