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キッカケ学園
2022年11月19日
見守ってくれる人がいるから頑張れる。初の学園祭「キッカケ祭」を開催!(神奈川県・サポート校)
11月19日(土)、キッカケ学園(神奈川県横浜市)が初の学園祭「キッカケ祭」を開催しました。
キッカケ学園は、2022年4月に開校したばかりの学校。音楽教室や子ども食堂、学童保育の運営実績を活かしたサポート体制と、生徒が日常を楽しめるさまざまな「キッカケ」があります。キッカケ学園の建物内には、フリースクール、学童保育、音楽教室があり、この日の学園祭ではそれぞれに在籍する子どもたちやその保護者が集まりました。
まずは小学生以下の子どもたちの演奏からスタート。ピアノ、ドラム、バンド演奏など、各自が練習の成果を発揮しました。
ほかにも、自身が好きなアーティストの曲を力強く歌い上げた中学生や、ベーシストでもある学園長と子どもたちによるコラボバンド、息の合った親子バンド、そしてお父さんたちで結成された「パパバンド」も登場。会場を大いに盛り上げていました。
バンド演奏では、学園内にあるスタジオルームと映像をつなぎ、会場にいる観客は映像越しに演奏に聞き入っていました。
ランチタイムには、お母様方による手作り弁当が振舞われました。キッカケ学園の子どもたちによる手作りクッキーも販売され、多くの人が出店に立ち寄っていました。
「フードファイト」では保護者と子どもたちがわんこそばに挑戦。見事な食べっぷりで会場を沸かせました。頑張っている友だちに大きな声援をおくる子どもたちの姿も見られ、大人たちも笑顔でほほえましく見守っていました。
フィナーレは、キッカケ学園の先生・スタッフと多賀谷学園長による演奏。
ウクレレ演奏では「日曜日よりの使者」が披露され、観客も一緒になってコーラス。会場が一つになりました。
また、多賀谷学園長とスタッフにより制作されたキッカケ学園の校歌も披露されました。「卒業した後も思い出せるような、心に残る歌に」という思いがこめられた校歌がお披露目となりました。
この日、見事な演奏を聞かせてくれた子どもたちですが、キッカケ学園に入ってから楽器や歌を始めたという子も多いといいます。
学園長の多賀谷さんは、演奏を披露した子どもたちを一人ひとり紹介し「まだ始めて2カ月なのに、成長ぶりがすごい」「またうまくなったね!」とあたたかい言葉をかけていました。学園長をはじめ、先生方が子どもたちの成長を普段から近くで見守っていることがうかがえました。
各自が演奏を終えてスタジオから出てくるたびに、会場は大きくあたたかな拍手に包まれました。演奏を終えた子どもたちは先生とハイタッチをかわし、はればれとした表情でした。
ドラム演奏を披露した子どもの保護者は、キッカケ学園について「これだけやりたいことに打ちこめる場所はなかなかないので、とても良い環境です」と話してくれました。
キッカケ学園は、少人数制で一人ひとりの特性ややりたいことにじっくり向き合える環境。日常の中で先生が子どもたち一人ひとりと信頼関係を築いているからこそ、子どもたちも安心してこの日の発表の場にのぞめたのではないでしょうか。
記念すべき第1回のキッカケ祭。子どもも大人も一緒になってさまざまな音楽と美味しいものを楽しみ、笑顔が絶えない学園祭となりました。