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学びリンクで働く!元不登校・通信制高校卒業生のつぶやき
2:通信制高校へ入学を決めたのは中3の2月 その時、自分が変わるタイミングだった

 2023年2月3日

 


こんにちは。
学びリンク編集部で働いている、元不登校・通信制高校卒業生の柳野です。

このコラムでは、そんな私が通信制高校の専門出版社である「学びリンク」で働きながら感じたことを紹介します。

年が明けて、高校受験本番が近づいてきた今回は、「通信制高校に入学しようと思った時」についてです。
最近、「通信制高校の入学試験にまだ間に合いますか」と問い合わせをいただく日があります。焦りが感じられる保護者からの電話を取る度に、これまで取材した生徒や私自身が通信制高校にたどり着くまでの道のりを思い出します。

学びリンクに入社してから約1年。これまでに、15人の生徒を取材しました。
それぞれに通信制高校に入ろうと思ったきっかけを聞くと…

高校1年生:推薦で入った全日制高校で勉強についていけなくなり、精神的につらくなっていきました。
高校2年生:中学2年生から起立性調節障害になり、時間割に合わせて、無理やり朝起きて高校に通うことは体調的にしんどいと感じていました。
高校3年生:高校2年生の秋頃から体調を崩し、保健室に行きがちになりました。このまま全日制の高校に通い続けるのは自分にとってよくないなと思いました。


みんな、どこか不安を抱えながら、学校に通うことがつらいのだとよくわかります。

私が中学3年生の今頃は学校に行けていませんでしたが、全日制高校を受験しようと勉強に励んでいました。しかし、高校に合格できるかよりも、高校に通い続けられるかどうかばかりを気にしていました。当時の私は、「小学校、中学校も不登校で、高校でも不登校になってしまったら、もう立ち直れない」と思っていたからです。

結局、私立と公立どちらとも受験当日に家から出られず、ドタキャン。公立高校の受験当日は、どこか諦めたような感覚でした。

抜け殻のようにポツンと座っていた私を、母は海へ連れて行きました。国道沿いにある綺麗とは言えない海の波打ち際に座って、母は私にこう言いました。

母:通信制高校がいいんじゃない?責任を持って、自分の道を進みなさい。

簡潔でどこかそっけなく聞こえる言葉。しかし、私にとっては、「やっと学校に行けない自分を認めてくれた。みんなと違う自分を認めてくれたのだ」と実感した瞬間でした。

今思うと、通信制高校という選択肢があることを知りながらも、全日制高校への受験を辞めなかったのは自分の中で諦めがつかなかったからだと思います。ドタキャンしないと納得して通信制高校に進めなかったのです。それまで不安と焦りを抱きながらも、私を見守ってくれた母に感謝しています。

生徒インタビューに答えてくれた15人は、自分のペースで通信制高校に通うことで、心身ともに体調が回復し、今は高校生活を楽しんでいます。

通信制高校へ入ろうと思うきっかけも、動き出すタイミングも人それぞれ。自分が納得して踏み出せる瞬間が、あなたが変わるタイミングです。