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学びリンクで働く!元不登校・通信制高校卒業生のつぶやき
3:時間的猶予によって育まれるもの

 2023年2月15日

 


こんにちは。
学びリンク編集部で働いている、元不登校・通信制高校卒業生の柳野です。

このコラムでは、そんな私が通信制高校の専門出版社である「学びリンク」で働きながら感じたことを紹介します。

今回は、「時間的猶予」についてです。

先日取材に伺った学校の先生から「昨年も取材にいらしていましたよね」と声をかけいただきました。ちょうど一年前、学びリンクのインターンシップで取材に同行した学校でした。
一年前のその取材は、強く印象に残っています。その時、取材した高校3年生の言葉が、当時の私の心にしみわたった感覚を忘れられないからです。

高校3年生:この学校に入った理由の一つに、時間的猶予がほしかったという理由があります。精神的にも、時間的にも、自分が立ち直って、しっかり生きていけるようになるための猶予が必要でした。その猶予をくれたのがこの学校でした。ここでは、社会に出るまでに必要なことを学び、ゆっくり自分の成長を見つめながら、高校生活を過ごすことができました。この学校には、自分が成長するための時間を提供してもらいました。

正直で真っすぐなその生徒の言葉は、大学4年の2月にまだ卒業後の進路を決めかねていた自分に響きました。少し遠回りの就職活動は、社会人として、これからの長い道のりをどう築いていくか、それを見つめる時間を与えてくれたのだと教えてくれたのです。

私が学びリンクを初めて知ったのは、大学3年生の秋でした。
「世界はもっと広い」と、いつも祖母や母が新聞の切り抜きを渡してくれたことをきっかけに、私は情報を伝える仕事に魅力を感じていました。その中でも、関心のあった教育や子どもの発達に関する情報を発信できる会社で働きたいと考えていました。

そんな時に見つけたのが、「学びリンク」でした。自分の興味関心と重なる業界で、通信制高校という次の学びの選択肢を提供できるところに惹かれ、すぐに問い合わせました。
すると、新卒での採用は行っていないとのことでしたが、通信制高校卒業生として合同相談会のアルバイトで「学びリンク」と繋がることができました。一度は採用を断られたものの、他の会社を受ける度に、「学びリンク」に入社したいという想いは強くなり、大学4年の秋にもう一度アタックをしました。そして、働くご縁をいただきました。

私は今もなお、その生徒の言葉を何度もかみしめています。私にとって、その生徒の言葉は初心に戻れる言葉なのだと思います。

また、このコラムで、自分の経験を発信するようになってから、改めて、自分の中で伝えられるものと、まだ伝えられないものがあると気づきました。

そんな時にある人から、

その「言えない何か」は、とても大切で、大事に大事にしてよいものだと思います。

と言葉をいただきました。

その言葉は、私の中にストンと落ちて、今も心の中で響きわたっています。まだ伝えられない何かには時間的猶予が必要なのです。しかし、その何かは、様々な経験をした生徒や人生の先輩方と取材で出会う度に、少しずつ変化している気がします。これからも学びリンクに働く中で、ゆっくり大事に育んでいきたいと思います。