通信制高校専門出版社 学びリンク株式会社 30周年企画「最強の通信制高校」
担任が伴走して見つける進路
あずさ第一高校(関東)
教職員が生徒ひとり一人とふれあいながら行う教育を大切にしているあずさ第一高校。生徒の個性を大事にすると共に、社会で生きる力を身につけることを重視している同校には、多様な背景を持つ生徒が通っています。そんなあずさ第一高校の開校にも携わり、長年進路指導に携わってきた尾崎圭校長にお話を伺いました。
千葉県野田市にある本校以外に、東京・神奈川・千葉・埼玉の各県に7キャンパスを設置しているあずさ第一高校では、全キャンパスに2名以上進路指導担当を配置し、生徒一人ひとりに寄り添った進路指導を行っています。
同校では、生徒と教職員がふれあう“対面教育”を重視しており、直接生徒と関わる機会が多いことから、「進路指導担当=3年生の担任」という体制を取っているといいます。「定期的な面談や日々の学校生活を通して、生徒の状況を一番把握しているのは担任です。そのため、進路選択に対する不安や志望校の相談を生徒が安心して相談できます」と、尾﨑先生は考えを話しました。
3年生の担任が困った時には、大学や専門学校進学、就職に詳しいベテラン教員がサポート。生徒の希望する進路の実現を学校全体で支援しています。
こうした体系化も同校の生徒数が増え、開設するキャンパスが増加する中で少しずつ行っていったそう。
令和5年度からは、それまで業者に依頼していた校内進路ガイダンスを自主開催し、教員が直接、大学や専門学校の担当者と関係構築する変化が生まれています。生徒から要望があった学校も呼びやすくなったといい、ガイダンスで志望校を決める生徒も増えているといいます。
同校では、専門学校への進学者が最も多く、3割以上の生徒が毎年進学先として選んでいます。校内ガイダンスで一度に検討できるのは生徒にとっても、非常に大きな機会となっています。同校の「オリジナルコース」を受講している生徒の中には、講師を務める先生がいる専門学校への進学を決める人もいるといいます。オリジナルコースは、好きなコトを専門に続けていくのかを試す場として、生徒の進路決定のきっかけにもなっているようです。
2025年度、開校20周年を迎えたあずさ第一高校。最近は、卒業生が教職員として同校に戻ってくる例も増えているといいます。「国語や数学の教員をはじめ、グループの高等専修学校で調理助手をしたり、本校のIT関係を担う教務助手を務めてくれている卒業生がいます。卒業した生徒が顔を見せてくれることも多いので、本校が卒業生にとって安心できる場所になっているのを嬉しく感じています」と、尾﨑先生は話しました。
同校では、生徒と教職員がふれあう“対面教育”を重視しており、直接生徒と関わる機会が多いことから、「進路指導担当=3年生の担任」という体制を取っているといいます。「定期的な面談や日々の学校生活を通して、生徒の状況を一番把握しているのは担任です。そのため、進路選択に対する不安や志望校の相談を生徒が安心して相談できます」と、尾﨑先生は考えを話しました。
3年生の担任が困った時には、大学や専門学校進学、就職に詳しいベテラン教員がサポート。生徒の希望する進路の実現を学校全体で支援しています。
こうした体系化も同校の生徒数が増え、開設するキャンパスが増加する中で少しずつ行っていったそう。
令和5年度からは、それまで業者に依頼していた校内進路ガイダンスを自主開催し、教員が直接、大学や専門学校の担当者と関係構築する変化が生まれています。生徒から要望があった学校も呼びやすくなったといい、ガイダンスで志望校を決める生徒も増えているといいます。
同校では、専門学校への進学者が最も多く、3割以上の生徒が毎年進学先として選んでいます。校内ガイダンスで一度に検討できるのは生徒にとっても、非常に大きな機会となっています。同校の「オリジナルコース」を受講している生徒の中には、講師を務める先生がいる専門学校への進学を決める人もいるといいます。オリジナルコースは、好きなコトを専門に続けていくのかを試す場として、生徒の進路決定のきっかけにもなっているようです。
2025年度、開校20周年を迎えたあずさ第一高校。最近は、卒業生が教職員として同校に戻ってくる例も増えているといいます。「国語や数学の教員をはじめ、グループの高等専修学校で調理助手をしたり、本校のIT関係を担う教務助手を務めてくれている卒業生がいます。卒業した生徒が顔を見せてくれることも多いので、本校が卒業生にとって安心できる場所になっているのを嬉しく感じています」と、尾﨑先生は話しました。
