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「気になりますね!通信制高校」
通信制高校の生徒数や学校数の最新情報③「最近の新設校の特長はどんなところ?」

 2020年10月1日

◇◇第3回 最近の新設校の特長はどんなところ?◇◇

◎個性的な新設高校
連載2回目で通信制は身近になったのではないかとおたずねしました。
その背景は、学習センターやサポート校などのサテライト施設が増えたことがあります。

通信制高校の学校数も増えています。こちらは、サテライト施設に比べれば“徐々に”という表現になるでしょうか。
現在は全国に257校が開校しています。公立校は78校でここ数年はこの校数です。私立校は179校で、こちらは増加傾向にあります。
増加傾向にある私立通信制新設校の特長を今回はご紹介しましょう。

私立高校にそれぞれ「建学の精神」があります。
どの高校もこれまでにない教育を行うことをうたった個性的な学校となっています。
2020年度は、7校の私立通信制高校が開校しました。

《2020年度の新設通信制高校》カッコ内本校所在地
(長野県) ID学園高校、緑誠蘭(りょくせいらん)高校
(大阪府) 英風高校、大阪つくば開成高校、東朋学園高校
(福井県) 青池学園高校
(広島県) 山陽女学園高等部通信制課程

7校のうち4校は、これまで高等専修学校を開校し専門教育を行ってきました。技能連携制度といって、高校卒業資格も取得できるように法人の異なる通信制高校と連携していました。
高校新設によって、同じ法人内で“一貫教育”が整ったと言えます。

◎母体の教育を引き継ぐ
高等専修学校から通信制高校設立に至った4校(英風高校、東朋学園高校、緑誠蘭高校、青池学園高校)についてご説明しましょう。

英風高校と東朋学園高校は、大阪市に開校しました。ともに歴史のある高等専修学校を母体としています。

英風高校の母体、英風女子高等専修学校は普通科とファッション科があります。専門教育の一方で不登校支援に定評があります。
英風高校も女子校です。週2回登校(毎週火曜日・木曜日の午後)を基本として、自由参加の学習サポート日を毎週金曜日の午後に設け、従来からの不登校支援を引き継いでいます。

今春の新設女子校には、広島県の山陽女学園高等部通信制課程もあります。通信制高校の女子校は両校の開校により全国で6校となりました。

東朋学園高校は、母体の東朋高等専修学校で培ってきた特別支援教育のノウハウを高校にも取り入れています。

緑誠蘭高校の母体となる山本情報文化専門学校高等課程は、調理や情報通信、ファッションなどを学べる高等専修学校です。緑誠蘭高校でも服飾や調理の高等課程のノウハウを生かした学校設定科目(※)を設けています。

※学校設定科目=英数国など共通で学ぶ科目以外に学校が独自につくることのできる科目。

青池学園高校の母体となる学校法人青池学園は、調理・製菓、医療福祉など複数の専門学校を開設しています。新設の通信制高校も介護や食育などの資格取得を目指します。

高等専修学校を母体とした新設校は、英数国など高校普通科目と専門教育をベースにした内容を学べる学校になっています。

今回のシリーズでは「通信制高校の生徒数や学校数の最新情報」というテーマで3回に渡って連載させたいただきました。いかがでしたか?

次回シリーズは、通信制高校がどうやって選ばれているかを約3,600名の生徒・保護者アンケートを使ってご説明します。
次回シリーズもよろしくお願いします!