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「気になりますね!通信制高校」
アフターコロナを踏まえて考えたい「通信制高校の海外留学メリット」③
通信制高校の海外留学プログラム

 2021年6月17日
 

◇◇アフターコロナを踏まえて考えたい「通信制高校の海外留学メリット」
第3回 通信制高校の海外留学プログラム◇◇

◎通信制高校の海外留学プログラム
通信制高校の中には海外に自校施設や語学学校と提携して、現地日本人スタッフのいる学習拠点を持っている場合もあります。また海外に姉妹校を持っている通信制高校もあります。

現地日本人スタッフの存在は、短期留学では充実した時間を過ごすためのガイド役とともに安全面への配慮でも重要です。長期留学ではこれらに加えて海外での不慣れな生活を続けていくための大切な相談相手となっています。

通信制高校での海外留学は学校によって特徴があり、いくつかの事例を紹介します。

短期留学を中心に毎年多くの留学生を送り出しているのがKTCおおぞら高等学院です。カナダのバンクーバーにキヤンパスがあります。希望に応じた期間を選べるほか、同学院生のためのオリジナルクラスがあるので、英語力に不安があっても大丈夫という点が、留学にチャレンジしやすい理由の一つとなっているようです。

代々木グローバル高等学院も留学に積極的なサポート校です。通学コース、通信コースともに日本いながら実践的な英語力を身につけられるようになっています。同学院では高校3年間のうち2年間を海外で過ごす「グローバルコース」も開設しています。このコースでは、1年次はカナダ留学、2年次は、選べる12のコースから自分が学びたいものを選べます。

2021年度に新しく開校したワオ高校は、将来を見据えた「使える英語力」と世界基準の教養獲得を目指す「ダブルディプロマコース(1年間)」を開講しています。高2の1月末、単位互換制度を活用してオーストラリアの公・私立高校に編入し、日豪両国の卒業資格の取得を目指します。

一ツ葉高校は、系列校であるアメリカのNew York English Academy(NYEA)を活用した「英語学習プログラム」との組み合わせによる短期・長期の留学を実施しています。NYEAの英語プログラムと、提携のダンススタールのレッスンを組み合わせた「ダンス留学」や、米国大学への進学を念頭に置いたエッセイ指導などを重点的に行う「米国進学」のためのプログラムも用意しています。

通信制高校では唯一の国際バカロレア・ディプロマプログラム(IBDP)認定校となっているのがAIE国際高校です。IBDPコースでは、2年間の学習課程の中でIBディプロマ資格の取得を目指します。IBDPは高校1年生から始めるのが一般的ですが、同校では通信制・単位制の特性を活かし、高校の在籍途中からでもIBDPコースにチャレンジすることが可能です。

◎主な通信制高校の海外留学対応


今回は、「通信制高校の海外留学プログラム」についてご説明しました。

次回は、「通信制高校が再評価 学びの個別最適化とは」についてご説明します。
次回もよろしくお願いします!
◇ 6月下旬発行予定 ◇
『不登校生が留学で見つけた自分の居場所』

赤井知一、酒井邦彦 著 定価:1,540円
不登校経験から海外留学へ。そのメリットと実行のコツを国別に豊富な事例と経験者の声も交えて伝えます。