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2020年08月24日

角川ドワンゴ学園とグルーヴノーツ 中学生がAIを学ぶことについて考えるトークイベントを開催

通信制高校・N高校(本校:沖縄県)を運営する学校法人角川ドワンゴ学園(以下:角川ドワンゴ学園)は、7月29日に株式会社グルーヴノーツ(本社:福岡県 以下、グルーヴノーツ)と共に教育について語り合うトークイベント「これからの“学び”の話をしよう」の第1回を開催しました。

 

 

今回は「中学生がAIを学ぶとは」がテーマ。角川ドワンゴ学園とグルーヴノーツは、2020年1月に株式会社ミミクリデザイン(以下、ミミクリデザイン)と協同で、経済産業省「未来の教室」実証事業においてAIを活用した課題解決スキル育成プログラムを開発、N中等部で実証授業を行いました。その授業に関して、実際に担当した講師を交えて紹介がなされました。

 

まず、2018年度に「未来の教室」実証事業において角川ドワンゴ学園は、幅広く多様な生徒層へのよりよく生きる力を育むことができる「21世紀型ライフスキルプログラム」をN高校にて行いました。通信制高校に通う生徒は多様な進路を選択しており、そうした生徒が21世紀の社会を自分らしく生きるため、スキルや素養を身につけていけるように、という目的から始まりました。

プログラム実施後4事象から効果測定を行い、一定効果が確認され実装。そうして2019年度に課題に挙げられたのが、能力開発と課題解決型学習では何を学んでいるのか分かりづらい点と全日制高校での導入は難しいという点。STEAMの教育コンテンツを重ねることで、多様な学校でも活用可能なプログラムにしていくことを狙いに、2020年のプログラム開発に至りました。

 

 

N中等部での実証授業は、2020年1月24日から2月14日に実施。前半はグルーヴノーツが開発した機械学習教育プログラムを、後半はデザイン・アート思考を取り入れた、AIを用いた課題解決スキル育成を目的とした、ミミクリデザイン開発のプログラムが行われました。

 

 

前半に時間をかけ、AIの概念を理解する学び、画像認識ツールを活用した体験的な学びをしたことで、曖昧だったAIのイメージを具体的にでき、知識として定着させることができたと話されました。また、世界的に問題視されているAIフェアネス、機械学習モデルが人種差別や性別差別等の不当な差別を引き起こさないようにバイアスを無くすようにする、倫理的観点を学ぶ授業もされました。結果、最後のプレゼン内でもAIを使った課題解決策がAIフェアネスの視点から論ずるグループが大半であったとのこと。

 

後半の課題解決フェーズにて、課題に対し与えられた以上のことを考える生徒が多かったそう。前半でじっくりと知識を蓄え、後半にそれを活かして課題解決していく、一連の流れでできたプログラムであったため、受講した生徒は「何のために学んだか」「学んだことをどう活かすか」を理解し、考えられたのではないかと見解が述べられました。

 

 

なお、プログラム実施前後でパフォーマンステスト、ルーブリック評価を用いた評価測定がされました。評価測定では全体の約半数の生徒が設定に応じた課題解決案を案出することができました。しかし、課題解決力の質の向上は浅かったという課題が見え、継続していくことで解決を目指したいとのこと。

 

イベントの最後には、参加者から事前に寄せられた質疑に沿ってトークセッションがなされました。AIは道具であり、どう使用し、何を解決させていくかが重要であることや、国語や数学、社会などにAIを活用していくことはできるのか、などについて論じ合われました。

 

 

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